南北朝後半、赤松円心の孫永良三郎則綱が築いたと伝わる城です。標高433mの稲荷山にあり、頂部に主郭を置き南側に曲輪を展開させ、北側は南に比べると尾根が細く堀切で防御している縄張りです。曲輪跡、石積み、堀切などが残っていました。山城賛歌さんのHPの縄張り図では主郭東側に「幅10m、高さ1mにわたる残存石垣跡、最大見所」の記載がありました。行こうとしましたが、倒木(伐採した木?)が折り重なっていて近づけません。場所は間違っていないと思うのですが、少し残念でした。ぴーかるさんの投稿を見て北尾根には行けないかと思っていましたが、通路が整備されていました。北尾根には堀切が2カ所確認できます。主郭の虎口手前の石積みの中に布袋さん?がいました。
JR鶴居駅から徒歩10分くらいで登城口に行くことができます。登山道は歩きにくい所もありますが、トラロープ等もあり助かりました。主郭まで100mおきに標識があり迷うことなく主郭へ行くことができます。
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