はしたにじょう

端谷城

兵庫県神戸市

別名 : 衣笠城
旧国名 : 播磨

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城址碑
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みんなの口コミ

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しんちゃん

コンパクトだが遺構はなかなか充実している。 (2024/04/21 訪問)

端谷城は衣笠氏によって築かれたとされています。三木合戦の際には城主、衣笠範景は別所氏に味方しますが三木城落城後の天正8年(1580)2月に織田方に攻められ落城したとのことです。
城址はコンパクトな構造で訪問もし易いのですが、遺構はなかなか充実しています。三の丸である満福寺の脇から登城道が伸びていて、大きな堀切に土橋がかかっており、そこから先に登って行くと二の丸に至り、すぐ近くに本丸が迫っています。本丸の北西部には物見台があり、本丸の背後(北側)には大規模な堀が周回しています。雑木が生い茂っていて堀の全容は把握しづらいですが、この城址の見どころとなっているようです。

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ぴーかる

端谷城 (2022/10/30 訪問)

【端谷城】
<駐車場他>城跡案内板のある<34.725827, 135.051719>の駐車スペースを利用
<交通手段>車

<見所>堀切・曲輪
<感想>現地説明板によると端谷城が築かれた詳細な時期は不明ですが城主の衣笠氏は鎌倉時代中期には櫨谷の荘園を治めていたと考えられます。室町時代には赤松氏に属し功により衣笠氏の姓を得たと伝えられます。戦国時代には別所氏に属し、秀吉の三木城攻めの時の城主衣笠範景は別所氏方に加担したために三木城落城後とともに端谷城も落城廃城となりました。衣笠景延(範景の弟?)も端谷城主であり小寺氏から黒田氏の与力となって黒田二十四騎の一人です。
 城跡は南の櫨谷川を正面の堀かわりとして、三の丸跡が満福寺、満福寺の階段の中段から右手にあるお地蔵様の横脇(添付写真)の小道から奥に進むと三の丸~二の丸を隔てる大堀切、二の丸から城跡に入れます。二の丸の北西部に位置する西の檀と呼ばれる曲輪群から主郭を回り込むように右手方向に進む(ストック要)と主郭背後の大堀切の堀底に入り込めます。見応えあります。主郭は連郭に対して横長で左手奥が高く、物見櫓台の跡があります。小さいけども遺構がくっきりと残るいい城跡でした。

<満足度>◆◆◇

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カズサン

播磨東端の端谷城 (2022/10/24 訪問)

 今回の別枠高松城復元桜御門、備前、播磨未踏の城廻り終りの城は神戸西区の端谷城、神戸都市部近くの山中に素晴らしい山城が残ってる、比高も低く私でも登れるかなと行って見たい城にマークして登城のチャンスを待って居ました。

 妻鹿城から東に約30~40km程、国道2号線バイパスを走行し、古城盛衰記さんガイドの県道52号線沿いの端谷城駐車場(34°43'33"N 135°03'o6"E)を目指す。舗装されて約20台は可能、駐車場北側に案内解説板が設置されてる。

 駐車場から南を流れる櫨谷川に架かる橋を渡り寺谷公会堂横を通り北に登って行くと満福寺の石段に付く、満福寺と端谷城跡の石碑が建ってる、石段は急なので車道を通る、車進入禁止の鎖チエンを跨ぎ二曲がりの坂道を登る、途中に案内解説板縄張付きが有るが日焼け劣化が酷く判読困難、満福寺境内の3の丸、境内に衣笠氏の顕彰碑、衣笠氏関係か?墓石が建てられている、一段上がって本堂、東に庫裏なのか建物が有るが人の気配は感じられない。
 車道坂道北側は切岸の様な崖、途中に北の山側2の丸本丸に登る道が有る様なのですが案内板も無く不安、傘を差しての探訪でしたので3の丸跡の満福寺境内のみの探訪としました。
 皆さんの投稿を見ると三の丸北二の丸本丸に堀切、土塁が残り南、東の櫨谷川が堀の代わり西に支流も堀代わり、南に突き出た丘陵を崖と切岸、堀切、土塁で護っていた。
 
 案内板に由ると城主衣笠氏は鎌倉時代よりこの地櫨谷を治め、室町時代赤松氏の傘下、戦国期三木城の別所氏の傘下で支城の役割を果たし、三木城の落城後、落城廃城となる。

 登城後明石海峡大橋線の神戸西ICが約5km程の所に在り、高速移動に大変便利、今回の未踏の城廻りは走行距離約1200km程に成りました。
 
 

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higekam

三木の干殺しで悲劇的に開城した三木城の出城 (2021/10/26 訪問)

あの織田信長が攻めてくるとなって城を強化したと思われる、小城ながら大規模な土塁、堀切がある。実際に登城してみると、城主衣笠氏の戦いに臨む決意、信長に対する恐怖すら感じさせる規模だ。曲輪、土塁、堀切など遺構が良く残る山城ファン必見の城だ。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 衣笠範景
築城年 室町時代後期
主な城主 衣笠氏
遺構 曲輪、土塁、堀切、横堀(空堀)
指定文化財 市史跡
再建造物 説明板
住所 兵庫県神戸市西区櫨谷町寺谷
問い合わせ先 神戸市教育委員会事務局社会教育部文化財課
問い合わせ先電話番号 078-322-5798