一蓮坊祐之の居城として知られています。1579年羽柴秀吉が三木城を攻めた際に、この城を仙石秀久に攻めさせると一蓮坊は家臣の助命と引き換えに開城して自決したと説明板に書いてありました。
茶臼山緑地として整備されています。本丸と南丸の標識があり、空堀や土塁を観ることができます。
新神戸駅からバスに乗り上津公園前バス停で下車。バス停から徒歩10分くらいで行くことができます。
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2024/08/24 21:39
2022/09/23 19:56
茶臼山城 (2022/09/11 訪問)
【茶臼山城】
<駐車場他>きちんと駐車するなら上津台にある菅生公園駐車場があります。高津甲公園前に1台停めれなくはない。
<交通手段>車
<見所>本丸切岸・南丸虎口
<感想>日帰り西摂津東播磨ちょこ城巡りの旅1城目。現地説明板によると「茶臼山城は1573年一連坊祐之という在地土豪が茶臼山に居城を構え250余名の家臣を有し、近郷を支配していた。羽柴秀吉が三木城攻めの時、仙石権兵衛秀久にこの城を攻めさせた。一連坊は家臣の助命を条件に自決し城を明け渡した。」とあります。現在も地元の家系には家臣の姓が残っているようです。
城跡は高津甲公園を通って南丸の南下段の入口に着きます。このあたりも城一部であったでしょうが公園と住宅整備され曲輪は無くなっているようにも感じます。南丸は山のピーク上に小さく削平した独立した単郭で東側に藪化して見えにくいですが薄っすら堀切が残っています。北側に下って南丸の虎口は土塁を備え折れ曲り虎口となっています。南丸の北側に主郭があり、帯曲輪で1周しています。南丸虎口~主郭間(虎口らしきものは見当たらなかった)の帯曲輪は城跡らしい雰囲気があります。主郭北側の帯曲輪は通路を拡張整備されたものかと私は感じました。主郭切岸は円錐状に綺麗に整っています。主郭内部は段差があったと思われ、北側が低く南側が高くなっています。最南には櫓台があったかもしれません。中央に城跡説明板があります。
公園化された遺構がよくわからない城跡かと思いきや、主要部がちゃんと残され整備されたいい城跡でした。想定外の山城だったので半袖、藪蚊に襲撃されました。
<満足度>◆◆◇
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2021/03/13 17:27
分類・構造 | 山城 |
---|---|
築城主 | 一連坊祐之 |
築城年 | 天正元年(1573) |
主な城主 | 一連坊祐之 |
遺構 | 曲輪、土塁、堀切、横堀(空堀) |
再建造物 | 説明板 |
住所 | 兵庫県神戸市北区長尾町上津(茶臼山城緑地) |