花崗岩の急斜面の山体です。南東側から見ると、巨岩がたくさん露出しています(写真1)。鞍部で雨山城とつながってますが、独立性が高いです。まずは土丸城が作られて、その後、雨山城が作られたとあります。
土丸バス停近くの広場に説明板があり、その先のお宮の前の道に道標があります。道標に従って真っ直ぐ進み、高速道路の高架下の車道を渡った先に、土丸城、雨山城登城口表示があります(写真4)。保存会の方々が登山道に道標を設置し、道脇のシダを刈ってくれています。雨山城麓から登る登山道は、ハイキング向けに手が入ってますが、こちらは激しく登って行きます。途中に関空方面が見渡せる箇所や南東の大木地区(農村風景)が見下ろせる箇所が設けられています。
竪堀、土橋で守られた尾根から進入します。頂部の郭も急斜面を利用して、切岸が高いです。城びとレポートの本丸下の土塁はシダがこんもりした所か?
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