高槻駅から徒歩15分くらいで、城址碑前(34.852947、135.608568)に着きました。
築城年代は定かではないようですが、鎌倉時代に芥川氏によって築かれたと云われています。
芥川城は平城であるこの芥川城と、三好山に築かれた山城があり、一般的に後者を芥川山城と呼んでいます。
芥川氏の成長と共に城も拡大を繰り返し、南北朝時代には相当な地域へ拡張したと思われるそうです。
しかし、応仁の乱で芥川氏は西軍の軍門に降り、その後摂津国人一揆が細川政元による鎮圧でこの地域の国人が没落したことからか、芥川本家は歴史から名を消してしまいます。
1490年(延徳2年)細川政元は衰退していた芥川宿を再建し、能勢因幡守頼則を芥川城主としました。
1516年(永正13年)には芥川山城を築城し、芥川城は平時の居館として活用されていたという説もあるそうです。
付近の道路は狭く、宅地となっており、石垣のある邸宅の南側に城址碑があります。
歩いてみましたが遺構はありませんでした。
攻城時間は1~2分くらいでした。次の攻城先=普門寺城を目指す為、高槻駅から電車で摂津富田駅に向かいました。
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