どうのにわじょう

堂ノ庭城

京都府京都市

別名 : 長坂城
旧国名 : 山城

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長坂越 (2025/12/20 訪問)

 京都の北に位置する長坂越という山道近くに位置しています。長坂越は京都七口の一つである長坂口から京見峠を経て丹波周山、さらには若狭方面も結ぶ交通の要衝でした。明智光秀による築城という説もあるようです。周山城とのつなぎの城ということかもしれません。
 城址は主郭を中心に横堀が備えられ周囲には帯曲輪と思われる平坦地が展開しています。竪堀や堀切、土橋かと思われる地形もありました。ただ落ち葉など堆積物も多く空堀などは浅くなっていています。

 京見峠を北上し氷室神社方面に行く林道を進むと城址に行くことができました。、京都市中川簡易水道 氷室配水池付近と城山雨量観測局付近に登城路があります。前者から登城し後者へ下りて来ました。登城路はわかりやすく、城域も予想していたより藪ではありませんでした。倒木はそれなりに見られましたが許容範囲です。
 近くで「熊出没注意」の看板を見つけました。京都の街に近いこの付近でも出るのですね。

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京見峠を守る (2022/05/05 訪問)

丹後、若狭方面と京都とを結ぶ周山街道。京都市北区に来てから、京都市街北西部に出る周山街道と分岐して、京見峠を越えて、京都市街北の鷹ヶ峯に出る街道があります。京見峠近くに堂ノ庭城があります。
京見峠から細い林道に入り、しばらく行くと、左手に登城口があります。比高30m。山城に珍しく横堀が巡り、切岸、横堀、土塁のセットが見られます。比高が小さいためでしょう。
GWの晴天でもあり、街道は、バイカー🚴がたくさん。城の下の道は、京都一周トレイル道の一部で、トレイルランナー🏃も。
丹後側に下ると小野道風神社があります。ここのわき水で、習字の練習をすると上達するとか。
行きにくい場所のせいか、城びと初投稿になりました。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 細川晴元
築城年 天文23年(1554)
主な改修者 明智光秀?
主な城主 細川氏、明智氏?
遺構 曲輪、帯曲輪、石積、土塁、横堀(空堀)
住所 京都府京都市北区西賀茂城山