あのうじょう

安濃城

三重県津市


旧国名 : 伊勢

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東の郭の堀・土塁
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しんしんちゃん

城主細野氏は不甲斐ない主家に反抗し織田氏相手に意地を貫くが (2023/10/08 訪問)

安濃城は長野氏の分家である細野氏によって築かれ、長野氏が織田氏と和睦してからも
終始反抗的な態度を取り続け天正8年、織田信包の攻撃によって落城し、城主である
細野藤敦は専修寺に逃れ、後に蒲生氏郷に仕えたと伝わります。城域はかなり広く
丘陵上全体に築かれ、取土によって地形が変化してはいるものの、主郭と見られる阿由田
神社周辺に遺構が多く残っています。主郭は方形で周囲に土塁や堀を巡らし、南と東に
虎口が付いています。主郭の北側から東にかけ多くの郭が残り土塁や堀が南北に縦横して
主郭を守っています。それらの遺構は阿由田神社の東の虎口から続く軽自動車用の参道
ぞいに確認することが可能です。

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阿由多神社 (2022/09/15 訪問)

 登城口の鳥居から登って行くと曲輪と思われる削平地があり、約10分で主郭である阿由多神社に着きました。境内には案内板があります。主郭の北より土塁を降りて散策すると、いくつかの区画にわかれていたことがわかります。空堀や土塁はいい感じで残っています。見ごたえがある城址です。主な道は整備され歩きやすいのですが、遺構を見ようと少し外れると、カズサンも指摘されていたように竹林や灌木で遺構が見にくく散策にも支障をきたします。蜘蛛の巣も多く払って進むのですが、うっかりすると纏わりついてしまいます。藪蚊の襲撃にもさらされました。もう少し竹林に突入して散策したかったのですが、気持ちが折れて撤退しました。帰りは軽四輪ルートから下りてきました。こちらも削平地が展開しています。かなりよい城址だとは思います。
 近鉄津新町駅からバスにより安濃バス停下車。バス停から徒歩10分+αで登城口である阿由多神社の鳥居に行くことができます。帰りは安濃バス停から津駅まで乗車して帰ってきました。

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カズサン

伊勢未踏の城廻りⅥ 丘陵に巨大な遺構が残ってる (2021/04/10 訪問)

 駐車場探しに苦労した岸岡城を終えて南西約17、18km程に在る、安濃城を目指す。
 駐車場:三重県津市安濃町1556 (N34°46'30.0" E136°27'24.5") 松原寺南下、阿由多神社鳥居西の道沿い北に8台入る駐車場在り。
 情報源:古城盛衰記さん余湖図コレクションさんGoogleMapに依る。
 登城ルート:徒歩は阿由多神社鳥居から階段伝いに約200m比高30m
 登城ルート:軽四輪車は駐車場から約150m東に軽四輪車登城路案内板が有り走行できる、本丸、神社手前まで3台位駐車可能か?

 安濃城は長野氏一族細野氏の城で名前の認識は以前より有ったのですが今回まで登城する事無く初登城と成りました、鳥居を潜って登ると直ぐに曲輪の城塁、切岸、土塁が頭上眼前に入り込み城攻めのワクワク感が沸き上がって来ます、階段上の登城路が本丸まで約200m続きます、その間道沿いは曲輪土塁、堀が確認できます、頂部は本丸を空堀と土塁が囲んでます、内部には阿由多神社が鎮座、案内解説板、本丸虎口は南西側と南東側、南西角に櫓台、南東側左右に曲輪群が有る様ですが竹藪、杉林、灌木の茂みで良く分かりません、竪濠、横濠も下城道を軽四輪ルートを歩き、かすかに確認しました、竹林、杉林、堀の灌木茂みを少し間引きしていただける中世城跡が甦るのですが?いい城です。
 
 鳥居からの徒歩ルートは余り歩いてる痕跡が無い様で階段が一部危険な状態も見受けられます、軽四輪ルートはコンクリート舗装で綺麗に掃き清められてる駐車場から約400m程の距離かと思います。

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山口駿河守幻夢斎

安濃城跡

工業団地の裏にあります。駐車場は専用のものはなかったように記憶しています。公共の交通機関は確認していません。

戦国時代の山城ですが、それほどきついのぼりがあるわけでもなく、神社のある主郭に到達します。

あまり整備されている感じではありませんが、土塁や空堀の遺構が確認できました。郭周囲を一周してみましたが、いちぶ、ヤブが濃い個所もありました。

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城郭情報

分類・構造 平山城
築城主 細野藤光
築城年 弘治年間(1555〜1558)
主な城主 細野氏
遺構 曲輪、土塁、櫓台、横堀(空堀)、土橋
再建造物 説明板
住所 三重県津市安濃町安濃字城山