中河内川が城址を取り囲むように流れていて天然の堀となっています。登城口には看板があり、その右手から回り込むように登って行きます。途中で別れる道がありますが右手を行くと階段となっている所があり主郭の方に行くことができます。間違って真っすぐ行ってしまい、途中から直登することになりましたが、山は手入れされていて容易に登ることができました。堀切は浅くなっていますが見ることができます。主郭と思われる場所を越えて下りて行くと送電線の鉄塔があり、その周囲に曲輪と思われる階段状の削平地を認めています。井戸もあるという情報もありましたが、確認できていません。所々、遺構か否かわかりませんが、石垣かと思えるところもあります。予想以上に曲輪があり楽しむことができる城址です。
静岡駅から静鉄バスにて奥池ヶ谷バス停へ行きました。1時間10分くらいかかります。30分乗っていると自分以外乗客がいなくなり貸し切り状態となりました。バス停から徒歩1~2分の所に登城口があります。バスの本数が少なく帰りのバスまで1時間くらいしかなかったので速足で見学しました。そのバスを逃すと次は4時間後でした。
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