おくいけがやじょう

奥池ケ谷城

静岡県静岡市

別名 : 奥池ヶ谷城、池ヶ谷城、池谷城
旧国名 : 駿河

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入ってすぐの堀切?
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しんちゃん

主郭の西側 (2023/06/29 訪問)

奥池ヶ谷城は中河内川が蛇行している内側の丘陵に築かれていています。東側の県道27号線からアクセスできますが、かなりの山奥です。一応城址の標識はありますが、案内板は無いです。登城道が続いているので、登って行くと、石積みのある郭があります。
頂部に向かって登って行くと、堀切や幾段かの扁平地を経て主郭に至りますが、あまり遺構は有りません。
主郭西側には郭や腰郭らしき扁平地があり、石積らしきものもあります。さらに先には鉄塔の有る郭も有るようです。
既に暗くなって来てたので、鉄塔に向かわず帰途につきました。

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しんちゃん

今川氏の城で石垣を残す珍しい城。 (2024/06/29 訪問)

奥池ケ谷城は今川氏の城と考えられていますが、詳細ははっきりしません。14世紀に築かれたとする説もありますが、今川氏関連の城では珍しい石垣(石積)が残されていることから、戦国時代にも使用されていたと思われます。
静岡の城の中でもかなりの山奥にある城で、石上城から移動してきたのですが、天候が優れず、警報が出ていて県道が封鎖されていて、たどり着くのに難儀しました。山道でなく国道を使うべきだったのですが、時間の都合でショートカットしようとしたのですね。
県道でいい所まで来れるので、そこからの比高は90mほどです。
登り始めほどなくすると浅い堀切があり、石積を備えた東側の郭に到達します。そこから主郭を目指して西に向かって登っていくと幾段の郭や浅い堀切を経て主郭に到達しました(たしか)。
西側にも城域が広がり、破城の跡らしき痕跡と崩れた石積が有りました。なんとなく謎の多い城です。

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奥池ヶ谷のバス停から (2020/12/12 訪問)

 中河内川が城址を取り囲むように流れていて天然の堀となっています。登城口には看板があり、その右手から回り込むように登って行きます。途中で別れる道がありますが右手を行くと階段となっている所があり主郭の方に行くことができます。間違って真っすぐ行ってしまい、途中から直登することになりましたが、山は手入れされていて容易に登ることができました。堀切は浅くなっていますが見ることができます。主郭と思われる場所を越えて下りて行くと送電線の鉄塔があり、その周囲に曲輪と思われる階段状の削平地を認めています。井戸もあるという情報もありましたが、確認できていません。所々、遺構か否かわかりませんが、石垣かと思えるところもあります。予想以上に曲輪があり楽しむことができる城址です。
 静岡駅から静鉄バスにて奥池ヶ谷バス停へ行きました。1時間10分くらいかかります。30分乗っていると自分以外乗客がいなくなり貸し切り状態となりました。バス停から徒歩1~2分の所に登城口があります。バスの本数が少なく帰りのバスまで1時間くらいしかなかったので速足で見学しました。そのバスを逃すと次は4時間後でした。

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姫街道

山間部の名城 (2020/10/22 訪問)

城びとに記載がある遠江を踏破し、次なる目標、「駿河の国」踏破をするには早々に登城しておきたかった城。甲斐から南下する街道筋として小長井城と並び注目していたが、武田の遺構が色濃く残る小長井城と比べて、こちらはシンプルで保存が良い段状曲輪が中心。勿論、本丸東側には堀切や馬出しのような遺構もあり、武田や徳川を全く感じないかと言えばそうでもないが、基本的には控え目。
本丸部には、今川系と呼ばれるお城でよく見る一段高い土壇状の箇所。いつも何がこのスペースにあったのか疑問に思う。小さな神社か、主君がいるスペースだったのか…。それはさておき、山城は帯曲輪が程良く広くて綺麗に整備されている山城は切岸がよく映えるし、城が広く見えて美しい。奥池ケ谷城は川が蛇行した断崖絶壁の地形を生かして城があり、案内板など無いが、山の木々の伐採、登城ルートの整備など、地元の方々に大切にされているのがよくわかる名城だ。
石組みも多少あるが、、、僕は山城の石積みは後世のものだとして、個人的には信じないようにしている。
第二東名のインターから約15kmであり、今は山奥感はあまり感じない。満足度が高い山城だ。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 不明
築城年 不明
主な城主 狩野氏?
遺構 曲輪、石積、堀切
再建造物
住所 静岡県静岡市葵区奥池ヶ谷