こらくじょう

狐落城

長野県埴科郡

別名 : 狐楽城
旧国名 : 信濃

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石積み
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狐落としの城 (2023/11/23 訪問)

 葛尾城に本拠を置いた村上義清の支城の一つで、三水城の出城といわれています。別名「狐落としの城」といわれています。狐が落ちるほど急峻な山ということで、この名がついたといわれています。実際、急峻です。
登城口には標柱がありわかりやすくなっています。登って行くと十六夜観月殿があり遊歩道が整備されています。尾根を登って行くだけで迷うことはありません。途中までは傾斜もそれほどはないのですが、「山之神」の標識がある石を過ぎた頃より急峻になります。ありがたいことにロープがあり、それを利用して登って行くと浅くなった堀切のような地形に辿り着きました。その上が二の郭で説明板があります。すぐ上に主郭があります。二の郭と主郭の周囲には石積みが少し残っていました。平坦地は狭く多くの人数の滞在は難しいと思われます。主郭から三水城へ向かう尾根には複数の堀切があり楽しませてくれました。
晩秋ということもあるでしょうが、かなり落ち葉の堆積があり足を取られて難渋しました。登城路も急峻ですが尾根の両側も急峻です。といっても山城あるあるですが、落ち葉で足元が不安定で少し怖かったですね。

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昌官忠

(長野県&岐阜県方面城巡り)3日目:狐落城 (2023/04/20 訪問)

出浦城から転戦。空スペース(36.441950、138.173484)に駐車しました。

築城年代は定かではないようですが、葛尾城主村上氏の支城です。
1553年(天文22年)甲斐の武田信玄が村上氏の葛尾城を攻めに侵攻してきたとき、大須賀久兵衛が武田に味方して狐楽城に居た小島兵庫助、小四郎、与四郎の三兄弟を討ち取っています。

狐楽城は千曲川西岸の標高660m付近に築かれており、北東尾根先には十六夜観月殿、背後の標高789.6mには三水城があります。
狐落城・三水城登山口➡十六夜観月殿➡狐落城➡三水城の順番で巡りました。
十六夜観月殿からしばらくの間、平段が所々残っていて、山道の途中には石段や竪堀が確認できます。
主郭の側面には石積があります。堀切は見ごたえがあります。
攻城時間は45分くらいでした。次の攻城先=三水城にこのまま徒歩で向かいました。

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退会済み
ユーザー

狐落城(狐楽城) (2021/09/15 訪問)

 びんぐしの里公園から東に丘越えすると、櫓のような水道ポンプ場があり、その手前に登山口があります。駐車場がないので、びんぐしの里公園から歩いてくるといいと思います。
 登山道の最初は村上大國魂社の参道となっており、鳥居の奥に鹿よけの鉄柵があります。出入りの際に忘れず鉄柵を締めてください。村上大國魂社、十六夜観月殿を経て狐落城(標高665m)、更に奥に登って三水城(標高789m)と続きます。途中、石積みや堀切を見ることができます。きつい登山を覚悟しておいてください。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 村上氏?
築城年 不明
主な城主 小島兵庫介(村上氏家臣)
遺構 曲輪、土塁、堀切、石積、犬走り
指定文化財 町史跡(狐落城跡)
再建造物 碑、説明板
住所 長野県埴科郡坂城町網掛上手山