林浪浦倭城(イムランポウェソン)は、釜山広域市機張郡長安邑林浪里に位置しています。倭城の位置関係では機張倭城と西生浦倭城の中間にあたります。海岸線に面した独立丘陵に構えられており、倭城の典型的な選地となっています。
林浪浦倭城は文禄2年(1593)築城の倭城グループに属し、毛利吉成、島津豊久、伊東祐兵、高橋元種ら九州の諸大名によって築かれたといわれています。その立地から港湾を確保し、拠点となる御仕置之城として築かれた本城のひとつです。
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