「明智光秀の子孫」クリス・ペプラーの重大発表とは?

2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公は明智光秀です。明智光秀は、織田信長を裏切った武将として知られますが、皆さんは光秀にどんなイメージを抱いていますか? また、光秀のことを好きですか? 


福知山城を築いた戦国武将・明智光秀の知られざる魅力と福知山市とのつながりを全国に発信する「知られざる明智光秀プロジェクト」の調査(※)によると、明智光秀は織田信長に謀反を起こしたことから、若い世代を中心に「策略家」「裏切り者」というネガティブなイメージが強いそうです。

その一方、「光秀が好きか嫌いか」という問いに対しては「どちらでもない」が過半数を占め、好き嫌い以前に明智光秀のことを実はよく知らないという状況が伺えます。また、福知山市が「明智光秀ゆかりのまち」であることについても、約6割が「知らなかった」と回答していました。

そこで福知山市はもっと明智光秀の認知と市への注目を高めるべく、今年の2月、明智光秀の子孫とされるクリス・ペプラーさんを「明智光秀が築いた城下町 福知山」特別大使に起用。「福知山城新城主 就任記者会見」が、市のYouTubeチャンネルで公開されました。

今回の動画は、ペプラーさんが「福知山城新城主」に就任するという設定の元、そのお披露目会見を開き、さらに重大発表をしようとする内容。髷を結ったペプラーさんは、明智家の家紋である「桔梗紋」があしらわれた天正裃を身に着けて新城主就任への抱負を語り、新城主を表す句として「鳴かぬなら 私が鳴こう コケコッコ」と詠むなど、笑いやアドリブを交えながら演じています。

前出の調査結果に対して「光秀が聡明な武将であり優れた人間であったことを全国に広め、アンチヒーローとしてのイメージを払拭したい」と語っていたペプラーさんは、今回の撮影後に「動画の記者会見で『福知山市のさらなる発展に尽くす』と抱負を述べましたが、これは本心からの言葉です。“重大発表”を含めて、福知山市の今後の活動にぜひ期待してください」とコメント。「福知山城新城主」に就任という、想像の斜め上を行くアイデアに続く新展開をぜひ楽しみにしたいですね!

福知山城
福知山城(京都府福知山市)

福知山市、大河ドラマ誘致について

福知山市は「明智光秀ゆかりのまち」として、福知山城をはじめ、光秀の霊が合祀されている御霊神社、光秀の治水対策のなごりと伝わる明智藪などを有しています。大河ドラマの誘致を目指し、2011年、「NHK大河ドラマ誘致推進協議会」が設立。福知山市を含む、明智光秀、細川ガラシャ・幽斎・忠興ゆかりの地である京都府の8市町、兵庫県の2市、福井県の1町で活動してきました。26万を超える署名を集めるなど、8年におよぶ活動が実を結び、2018年4月、光秀が主人公の「麒麟がくる」が2020年に放送されることが決定しました。

これを機に、福知山市では昨年6月に「『明智光秀ゆかりのまち福知山』推進本部」を設立、また9月には官民連携組織の「福知山光秀プロジェクト推進協議会」を設立し、“オール福知山”で「明智光秀が築いた城下町」としての取組みを進めています。昨年11月には、福知山城で将棋のタイトル戦のひとつ「竜王戦」第4局を開催しました。

クリス・ペプラーさんとは?

クリス・ペプラー
TV・ラジオ パーソナリティー FMラジオ局J-WAVEが1988年に開局すると同時に、ナビゲーターとして抜擢され、30年間に渡り「TOKIO HOT 100」のDJを務めている。日本のミュージックマスターとして知られ、音楽、映画やスポーツなどエンターテイメントを中心にTV 番組、CM 出演、映画、ドラマ出演、ビッグセレブの来日記者会見やインタビュー、イベントMC など幅広く活躍中。

福知山市概要

福知山市は、京都府北部の丹波地域にあります。織田信長に命ぜられた明智光秀の「丹波平定」により光秀の領地となり、現在の福知山市の礎となる福知山城と城下町が築かれました。そのほかにも市民の願いにより光秀を祀ることとなった御霊神社、一級河川の由良川や大江山鬼伝説など、豊かな歴史や文化、自然が今も残るまちです。

※「明智光秀イメージ調査」(2019年2月12日発表)

明智光秀のことをもっと知りたい人は

もっと明智光秀のことを知りたい!という方は、2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の時代考証を担当される小和田哲男先生の連載「城と光秀」や、「今一番アツい戦国武将! 明智光秀ゆかりの城」もぜひチェックしてみてください。

執筆/城びと編集部

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