<出張!お城EXPO>情報 「特別版 お城EXPO in 松江 2025」出展ブース紹介!

2025年6月28日(土)・29日(日)に島根県松江市で開催される「特別版 お城EXPO in 松江 2025」には、各地のお城や歴史・お城グッズ販売店のブースが数多く並びます。気になる出展ブースをご紹介!※2025年5月19日初公開。随時更新

松江EXPO
参考画像:城めぐり観光情報ゾーン(「お城EXPO 2024」の様子)

城郭文化の振興と発展や、お城好き同士の交流を目的として、2016年から毎年12月に横浜で開催されている日本最大級のお城のイベント「お城EXPO」。近年は「出張版」や「特別版」として横浜以外でも開かれるようになりました。そして2025年6月28日(土)・29日(日)、国宝指定10周年を迎える国宝・松江城を有する島根県松江市でも、「特別版 お城EXPO in 松江 2025」が開催! 出展する各地のお城のブースや歴史・お城グッズ販売ブースをご紹介します。

専門家による講演や楽しいステージイベント、興味が尽きない展示などの情報はこちら⇒「6月28日・29日、松江市でお城の祭典「特別版 お城EXPO in 松江 2025」開催!

城めぐり観光情報ゾーン出展ブース

※提供情報を元に作成しています。ブース内容は変更になる可能性があります。随時更新

4.月山富田城/尼子十旗 赤穴瀬戸山城(島根県)

【月山富田城(島根県安来市)】
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戦国大名尼子氏が山陰地方統治の拠点とした難攻不落の山城。後に毛利氏、吉川氏、堀尾氏と城主が変わり、江戸時代に松江城が築城されるまで山陰の政治経済の中心地でした。有名な七曲がりを上がれば、中海の素晴らしい景色を望むことができます。また、毛利軍が対陣した京羅木山が眼前に聳え立ち、今もなお当時の緊張感を感じることができます。国指定史跡。日本100名城。平成30年には、日本遺産「出雲國たたら風土記」の構成文化財にも選定されています。

【尼子十旗 赤穴瀬戸山城(島根県飯石郡飯南町)】
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戦国大名尼子氏無二の忠臣と称された「赤穴(あかな)氏」の居城。出雲・石見・備後の国境警備の最前線で、石見銀山争奪の攻防や1542年の大内氏、1562年の毛利氏による出雲侵攻の際は、真っ先に戦場となった舞台です。現在は、登山道も良好に整備されており、1国1城令で破却されたものの、本丸周辺には往時を偲ばせる石垣や郭の遺構を感じとることができます。

13.国宝 犬山城 (犬山市・犬山市観光協会)

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国宝犬山城は、室町時代の天文6年(1537)に織田信長の叔父・信康が築城しました。天守は現存する日本最古のものです。扇状地である濃尾平野の扇の要に位置し、天守最上階からの眺めはまさに絶景です。城のすぐ北には木曽川が流れ、南に情緒あふれる古い町並みも残ります。信長・秀吉・家康がそれぞれの時代に犬山城を手にしたことで天下人への道を切り開きました。歴史の荒波を生き残った、国宝犬山城をお楽しみください。

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14.国宝 彦根城・佐和山城(滋賀県彦根市)

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彦根城
彦根城:彦根城は、今から400年ほど前、江戸時代の初めに井伊家の城として築かれました。彦根城には、国宝の天守だけでなく、重要文化財の櫓や馬屋、名勝の庭園、石垣・堀・御殿跡・藩校跡・武家屋敷がよい状態で残されています。
江戸時代の政治や教育、文化のことがよくわかるものがこれだけたくさん残っているのは彦根城だけです。

佐和山城:鎌倉時代初期、近江源氏・佐々木定綱の6男時綱が、佐和山の麓に館を構えたのが始まりと伝えられています。
南北勢力がぶつかる境目の城として、織田信長・豊臣秀吉の時代には代々有力家臣が配置されました。
石田三成が城主となってからは、五層の天守を構え、鳥居本を大手とする城であったと言われています。
三成が関ケ原の戦いで敗れたあと、井伊直政が新しい城主となりましたが、その後、彦根城築城にともない廃城となりました。その際、石垣や建物の多くが彦根城へと運ばれました。

出展内容:
◆彦根城・佐和山城等のオリジナルグッズ販売
◆オリジナル城攻めゲームの実施
◆パンフレット配布
◆SNSフォローキャンペーン

メッセージ:
「会場限定デザインの御城印を各種ご用意しております。人気のオリジナルゲームも登場しますので、ぜひ「国宝 彦根城・佐和山城」ブースへお立ち寄りください」

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佐和山城

15.大坂城/大阪城(大阪府大阪市)

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豊臣秀吉が天下統一の拠点として築いた大坂城。現在の天守閣は昭和6年(1931)に市民の寄付によって復興されました。大阪城内には、大坂の陣で落城した後に徳川幕府によって築きなおされた壮大な石垣や、櫓や門など重要文化財に指定された13の古建造物が現存しています。さらに、約400年もの間地中に眠っていた豊臣期の石垣を公開する「大阪城 豊臣石垣館」がこの春にオープンしました。実際に目の前で観られるチャンスです!

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16.岸和田城(大阪府岸和田市)

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大阪と和歌山を結ぶ紀州街道の要衝として築かれた城で、江戸時代には大坂城の南の守りの役割を担いました。現在の天守閣は1954年に再建され、資料展示や望楼を楽しめます。
天守閣の目の前にある「八陣の庭」は、昭和を代表する作庭家「重森三玲」によって造られました。
関西空港から車で約20分と気軽に立ち寄れる岸和田城には、今なお石垣や堀が残っており、模擬天守を支える石垣が江戸期の記憶を伝えています。

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18.尼崎城(兵庫県尼崎市)

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大坂夏の陣のあと、大阪の西の守りとして、元和4年(1618)に築城され、その後、廃城令で取り壊された尼崎城。平成31年(2019)3月、当時の姿のまま再建されました。再現された尼崎城は四層の天守を持つ威風堂々たる構え。本格的な城郭の内部は5回建てになっており、大型スクリーンシアター、剣術体験コンテンツ、忍者やお姫様などの衣装体験、ギャラリー、展望エリアなどワクワクしながら歴史を学び、体験して楽しめるお城となっています。
ブースでは、限定の尼崎城御登城記念証(御城印)や手ぬぐいなど、オリジナルグッズを販売します。

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津山城は、本能寺の変で織田信長とともに討死した森蘭丸の弟・森忠政が12年かけて築いた平山城です。城内最大規模の「備中櫓」は御殿様式の珍しい構造で、2005年に復元。明治の廃城令で建物はすべて失われましたが、地上から45mにおよぶ石垣は健在。「日本100名城」にも選定されました。春には千本の桜がまるで雲海のように咲き誇り、「日本さくら名所100選」にも選定され、県内髄一の桜の名所としても親しまれています。

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日本一高い石垣の城、「丸亀城」は、現存12天守の一つです。慶長2年(1597)、生駒親正が築き、京極家が移住し、430年以上の歴史があります。また2024年「丸亀城キャッスルエクスペリエンス」がスタートしました。

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執筆/城びと編集部