2024/10/29
<出張!お城EXPO>情報 今年は米原で開催!「出張!お城EXPO in 滋賀・びわ湖 2024」城びと編集部参戦記
2024年10月20日(日)「出張!お城EXPO in 滋賀・びわ湖 2024」が開催されました! 2020年から毎年、滋賀県のさまざまなエリアで開催されましたが、今年の舞台は米原市。当日の様子を城びと編集部がレポートします!
とってもいいお天気で迎えた「出張!お城EXPO in 滋賀・びわ湖 2024」
10月20日(日)、この日はとってもいいお天気。会場に行く前に、編集部員は止まっていたホテルの最上階…の非常ドアの窓へ。残念ながら窓越しですが、びわ湖がキレイに見えると聞いて、遠くに見える景色を堪能。晴れてます!!
実は、この前日のブース設営日はあいにくの雨模様。いつもは屋外に飾られるのぼりも、いったん屋内に並べられてました。写真は、近所のスーパーに買い出しに行ったときに撮影した「とび太くん」。「とび太くん」を見ると、滋賀県に来た~!という感じしますよね!
さて、当日の会場は…というと、開城前からずらりずらりとお城ファンの行列が。1枚の写真におさまりきりません! こんなに沢山の方に楽しみにしていただいていると思うと、気合が入りますね!
今回は、滋賀県立文化産業交流会館と米原学びあいステーションと会場が道をはさんで分かれているので、入城券はリストバンド型。なくさないので安心です!
イベントホールは、バラエティ豊かなブースがずらり!
城びとブースはこんな感じ。今回はいつもの腰幕ではなく、城びとグッズの石垣大風呂敷を使ってみたのですが、写真にとるともう本物の石垣にしか見えません!(自画自賛) 今回は城びとグッズのアウトレット屋さん。お城おみくじ等を販売しました!
会場内は、どんな感じかというと。まず、城びとのお隣さんは…
対馬観光物産協会ブース。今回は金田城も作中に出てくる「アンゴルモア」の展覧会が対馬博物館で10月から開催されているそうで、それを中心にアピールされていました!
反対側のお隣は、戦国魂ブース。墨絵師・御歌頭さんによる迫力ある墨絵の入った墨城印がズラリ!今回の「出張!お城EXPO」限定の墨城印も販売されてました。
会場の小劇場では、御歌頭さんの墨絵ライブも! 関ヶ原合戦の前日ということで、石田三成と佐和山城が描かれました。思わず見入ってしまいます。
びわ湖・近江路観光圏活性化協議会ブースでは、「石田三成を大河ドラマに!」と実現に向けての応援の署名募集が…!
彦根城ブースでは、城攻めカロムが楽しめます。城攻めカロムは、お城の縄張り図に配置された、天守や櫓に見立てた小玉を手玉で弾いて、ゴールエリアにいれていくゲーム。編集部員は、前にひこにゃんが挑戦する動画を見たことがあります!!
もちろんひこにゃんも会場に! 小劇場でのステージで、癒しの世界を展開。
「いよいよ世界遺産へ、彦根城。」の力強いコピーが目立ったのは、彦根城世界遺産登録推進協議会ブース。クイズ2問に挑戦して缶バッチプレゼントを実施。また、過去イベントで使われた彦根城のフォルムがかわいい切符も。
土塁かな?と思って近づいてみたら、石垣の土台でした! 石垣を積んでいく「石垣つみつみ」に没頭する人、続出。
石垣といえば、穴太衆の技術を現代に受け継ぐ粟田建設ブースも! このグッズを身に着ければ、気分はもう穴太衆。
滋賀県・近江の城ブースは、クイズが2種類。
お城の城主を当てるクイズ…わかりそうで、難しい! 悩んでいると、天の声がささやいてくれるシステム(笑)
ふくい城巡りプロジェクト実行委員会ブースは、キレイに並べられた越前・若狭のお城の御城印が目立ちます。編集部員は、その横に置かれていた越前和紙のペーパークラフトの唐門も気になりました。
湖南市観光協会は、三雲山・八丈岩・猿飛佐助ブース。三雲城址は猿飛佐助ゆかりとのこと…!
近江中世城郭 琵琶湖一周のろし駅伝ブース。琵琶湖一周のろし駅伝は、びわ湖を中心に城跡で次々にのろしを上げて一周するもので、11月23日に開催されるそう。気になります…!
デジタル城下町民になろうキャンペーンが人気のデジタル城下町プロジェクトブース。落ち着いたら行ってみようと思っていたら、編集部が伺った時にはプレゼントは終了してました。残念!
デジタルスタンプラリーを告知していた膳所城VR Lab.ブースでは、膳所城をバーチャル体験。立命館大学の教授・講師と学生、株式会社CAD ASSISTの産学連携ラボとのこと。
開催地・米原ならではの展示も
「出張!お城EXPO」の魅力は、その土地ならではの展示。
テーマ展示は、「米原市域の城郭と京極氏」。米原市域には、南北朝時代から戦国時代にかけて湖北地域で勢力を誇った京極氏に関連するお城や館などの史跡が数多く存在するそう。
特別展示で、滋賀県選択無形民俗文化財「流星」の展示。流星は打ち上げ花火の一種で、祭礼や祝い事のたびに打ち上げられていたそう。石田三成と関連した伝承があるそうです。タイミングがあえば、解説を聞くことができました。
もちろん、お城EXPOおなじみの「城の基礎知識」や「日本100名城・続日本100名城パネル展」の展示や、お城シアターの上映もあります。
また、開催地ならではを感じられるのが厳選プログラム。小和田哲男先生「織田信長と近江の城ー六角・浅井氏との戦いを通してー」、中井均先生「霊仙山麓の城郭郡」、新谷和之先生「戦国大名六角氏の北近江進出」の3講演が。そのほか、近江の名城の「ミニ講座」なども開催されました。
もちろん、ニッポン城めぐりの限定異名ガラポンも! なんの異名があたるか、ドキドキしますよね! グッズも色々販売していて、お城型のカラビナがとってもかわいかったです。
公式物販コーナーも! 今回限定の御城印帳と御城印ステッカーがやはり人気でした! 城びとグッズの「登城しました!エコバッグ」と「登城しました!今治マフラータオル」も販売していただきました。
マルシェコーナーには、近江の地酒を無料で試飲でき、購入もできるブースが。写真を撮影していたら「飲まれますか?」と声をかけていただいたのですが、「仕事中なんです…(涙)」で、我慢しました。
ちなみに、こちらのブースでは地酒が完売だったので、スーパーで「七本槍」をお土産にしました。おいしかったです!
とっても楽しかった「出張!お城EXPO in 滋賀・びわ湖 2024」。また、次のどこかの「お城EXPO」でお会いしましょう。
取材・執筆/城びと編集部