理文先生のお城NEWS解説 第43回 城跡の樹木伐採3

全国各地の自治体では、文化財としての城と城跡を守るために、様々な管理計画を立案しています。史跡に指定されている場所は、公園ではなく文化財として保護管理されなければならないからです。そのための一環の中に、樹木管理も含まれます。各地の自治体は、管理計画を立てたり、危険樹木の検討のための委員会を立ち上げたりして、計画的な伐採を実施し、石垣や建物の保全に努めています。城の中の樹木は、何も手を付けずに自然の状態にしておいてはいけません。適切な管理があってこそ、城を守ることができるということが前回までで、解っていただけたでしょうか。

こちらの記事は会員限定です。

城びと会員登録(無料)をすると
続きをお読みいただけます。

関連書籍・商品など