映画『峠 最後のサムライ』2022年6月公開決定!司馬遼太郎のベストセラー『峠』が初の映像化

歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助を描いた国民的ベストセラー『峠』が初めて映像化されました。それが映画『峠 最後のサムライ』です。コロナ禍により公開が3度延期になりながらも、ついに6月17日(金)より全国公開決定! 映画の内容や映画のテーマがよく表れている場面画像などをご紹介します!

数々の武士を描いてきた歴史作家・司馬遼太郎が、「侍」というものを考え抜き、その典型を越後長岡藩家老・河井継之助と定めて書き上げたのが、小説『峠』です。河井継之助は坂本龍馬と並び称される世界的視野とリーダーシップを持ち、敵対していた西郷隆盛や勝海舟もその死を惜しんだといわれている知られざる大人物。小説は累計発行部数398万部超で、今でも読み継がれているベストセラーとなりました。その『峠』を初めて映像化した映画『峠 最後のサムライ』が、コロナ禍による計3度、1年半の延期を乗り越え、ついに6月17日(金)より全国公開決定です!

峠,最後のサムライ
「峠」の頂から故郷・長岡を遠く見つめる河井継之助(役所広司)

■河合継之助の最後の1年を描いた、映画『峠 最後のサムライ』のあらすじ

慶応3年(1867)の大政奉還により260年余りに及んだ徳川幕府は終焉を迎えます。諸藩は東軍(旧幕府軍・同盟軍)と西軍(新政府軍)に分かれ、慶応4年(1868)の鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発しました。越後(現・新潟県)にある長岡藩の家老・河井継之助は、先見の明をもって東軍・西軍いずれにも属さず武装で和平中立を目指します。しかし志むなしく、和平を願って臨んだ西軍との談判(小千谷談判・小千谷会談)は決裂。民の暮らしの安寧と平和を渇望しながらも、徳川譜代の大名としての義を貫き、東軍として西軍を迎え討つことを選択することになりました―― 

■河合継之助を演じるのは日本映画界を代表する俳優・役所広司。印象的シーンをちょっと見せ!

河合継之助の最後の1年を描いた『峠 最後のサムライ』の監督・脚本は、黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わり、人間の美しい在り方を描いてきた日本映画界の名匠・小泉堯史(こいずみたかし)。初監督作品『雨あがる』では日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞しています。
主演の河井継之助を演じるのは、日本映画界を代表する俳優・役所広司。継之助の妻おすが役の松たか子ほか、香川京子、田中泯、永山絢斗/芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、AKIRA/東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志/山本學、吉岡秀隆/仲代達矢ら錚々たる豪華俳優陣が集結しました!

公開に先駆けて、印象的な場面写真を少しだけご紹介します。
まずは、和平中立のため、継之助が諸藩に先駆けて取り入れた当時最新鋭の兵器・ガトリング砲で敵軍に狙いを定める瞬間や、臣下の松蔵(永山絢斗)を従えて、戦火から逃げ惑う町民の間を往く馬上の姿を捉えたカット。激動の時であることがよくわかります。

峠,最後のサムライ

戦の舞台となるのは長岡城(新潟県長岡市)。長岡城の攻防戦については、城びとのほかの記事もご覧ください!「明治維新150周年企画「維新の舞台と城」 第7回 【長岡城】大軍を翻弄した「越後の蒼龍」の策略と気概(https://shirobito.jp/article/337)」

峠,最後のサムライ

継之助の覚悟が伝わってくるのが、藩主・牧野に接見する正座姿や開戦を迫る土佐藩軍監・岩村精一郎(吉岡秀隆)に対し、故郷・長岡を守るべく幾度も和平交渉に臨む継之助の「背中」を捉えたショットです。

峠

妻のおすが(松たか子)と寄り添いあうカットからは、家庭人としての一面も感じることができます。

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■林修先生が河井継之助の魅力と功績を徹底解説!

小学生のころから河井継之助にほれ込み、継之助のものと同じ意味の座右の銘を持つ林修先生が、河合継之助の生い立ちや魅力などを動画で徹底解説しています。さすがの分かりやすさ、ぜひ映画を見る前にチェックしておきたいですね。


■【特別授業①】今の世にも通じるリーダー論を、林先生が徹底解説!

■【特別授業②】林修先生が尊敬する、幕末の知られざるカリスマって誰!?

■【特別授業③】最後のサムライ 河井継之助とは!?

峠 最後 の サムライ』 6月17日(金)公開
出演:役所広司
松たか子 香川京子 田中泯 永山絢斗/芳根京子 坂東龍汰 榎木孝明 渡辺大 AKIRA/東出昌大 佐々木蔵之介 井川比佐志/山本學 吉岡秀隆/仲代達矢
監督・脚本:小泉堯史
音楽:加古隆
原作:司馬遼太郎「峠」(新潮文庫刊)
配給:松竹、アスミック・エース
公式HP touge movie.com 
🄫2020 「峠 最後 の サムライ」 製作委員会

執筆/城びと編集部

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