伊勢崎陣屋は譜代大名稲垣長茂によって慶長6年(1601)に築かれました。
二代重綱の代に転封となり、酒井忠世が封じられましたが、忠世が本家の
前橋藩を継いだので一時廃止になりましたが、60年余りして酒井忠寛が2万石で入り、
本家の転封により姫路藩の分家として陣屋が再建され、9代忠影の時に明治維新を迎えました。
陣屋跡は現在は市立北小学校になっています。すでに遺構は消失していますが広瀬川にかかる
栄橋を渡り対岸から見やると、往時の雰囲気を幾分か感じることが出来ます。
小学校の目の前に市の重要文化財の旧時報鐘楼があり、なかなか良い味を出しています。
北に300~400mほどの所にある同聚院に武家門(陣屋門)が移築されています。
同聚院の武家門
群馬県伊勢崎市曲輪町
36°19'30.6"N 139°11'33.5"E
36.325156, 139.192638
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