御前原城はシャープ栃木工場の南側の一角に築かれていて、周辺が公園として残されています。城址への入口は北側に付いていますが、虎口や大手は南側に付いていて、周囲に堀や土塁が残っています。
昭和38年に国道4号矢板バイパスの路線決定により存続の危機に立たされましたが、保存運動がおこり県知事の決定で路線が変更となりました。とはいえバイパス開通後の開発により主郭と虎口以外の遺構は消失してしまったようです。
現在残っている遺構は15世紀のものとされますが、御前原城の起こりは、建久3年(1192)ごろ、塩谷北部地域を治めていた塩谷朝義に跡継ぎがいなかったため、宇都宮朝綱の孫・朝業が養子となって、この地域を治めたとのことです。
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