猪苗代駅で会津ぐるっとカード(会津エリアの鉄道、バスのフリーパス)を引き換え、鉄道で若松を経由し、南会津の鴫山城へ向かいました。
会津若松駅から会津鉄道で約1時間かけて会津田島駅に到着。会津田島駅から鴫山城跡まで、徒歩10分弱です。
鴫山城は、中世は長沼氏の本拠だった城です。会津に蒲生氏が入ると、会津西街道の要衝として会津若松城の有力支城となります。慶長三年(1598)、上杉景勝が会津に入ると鴫山城城代には直江兼続の弟・大国但馬守実頼を任命。家康の会津征伐に備え、鴫山城の増強も行われました。その後、加藤嘉明が会津に入った際に廃城となったようです。
訪問の際は、ちょうど山麓の除草作業が行われていたので、お邪魔にならないように上千畳(近世本丸)、下千畳(近世二の丸)、御平庭などを見学しました。
鴫山城の見どころは何といっても、大門跡の復元石垣です。蒲生氏・上杉氏時代の石垣を復元したもののようです。大門跡のそばには、水堀と空堀も残されています。空堀も除草してくださったおかげで、すごく見学しやすかったです。改めて地元の方に感謝いたします。
山城部分も散策してみたかったのですが、夕立が迫っていたので、今回は控えました。会津田島駅に戻ったころには、土砂降りになっていたのギリギリで回避成功しました。(汗)
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