会社から払い下げで入手したカンジキ(←旧式)も,山形攻めの上野館,中山城でさすがに老朽化を感じ,この秋田遠征で廃棄する予定でした。一番に出番を想定していたのが明利又城でしたが,全くの不要とは…。
逆に,この次に訪れた戸沢城ではカンジキを想定していなかったのですが,バリバリの出番となりました。廃棄前に活躍することができ,成仏できたかと思います…<笑>。
今後も冬山登城がありそうなら,新式(プラスチック製)のカンジキを購入しようかと思います。フィーリングが合うかどうか…ですが。旧式がいいな…。
明利又城ですが,登城口から向かって右側の山の急斜面を直登します。長野県の松尾古城→遠見番所ルートに似た斜度。ただし,松尾古城のような岩場ではなく,水分を含んだ土です。根を張った樹木を推進力としてグイグイ登る感覚です。準備運動不足だと,膝やふくらはぎにダメージを被るでしょう。
主郭背後に空堀がありますが,ここも全く残雪ナシ。眺望も格別でした。
下山時,登城口の作業小屋の管理者と会い,お礼を言いました。かなりビックリされてました。山には全く雪がなかったことも伝えました。そもそも,城跡であることの認識もなかったです。集落の入口にパネルがあるにもかかわらず…。
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