角館城は角館町の北側にそびえる標高166m(比高100m)の古城山の山頂に築かれています。西に桧木内川、東に院内川が流れ、城山と角館の町を守っています。創建の時期については諸説ありますが応永30年(1422)菅利邦が城主の時に戸沢家盛に落城させられ、以降戸沢氏が角館城の城主になりました。戸沢氏は慶長7年(1602)茨城郡小河城に4万石で転封となり、角館城は元和6年幕府の命により佐竹氏家老・梅津半右衛門憲忠により破却されています。
城跡には麓から登城道が続いていて西曲輪を経て一気に本丸にたどり着きます。本丸と南曲輪からの眺望は素晴らしく、角館町の街並みを一望できます。南曲輪の先端には東屋が設けられています。
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