岸壁切岸、堀切が凄い大城郭です
(2020/10/27 訪問)
彫堂七館を終えて南に約4km程の千石城を目指す、千石城も4年前素通りした城、今回初登城です、城跡の松山御本丸公園頂部まで車で登れるとの情報でナビを御本丸公園に合わせ走行、頂部の前に三段に成って駐車場が在るので三の丸直ぐ下の駐車場を利用、トイレ完備。
標高70m程、駐車場から三の丸へ御本丸公園と成って居りコスモス園とも、コスモスの盛りは過ぎてましたが花は残ってます、駐車場には熊注意の看板、コスモス園のスピーカーから音楽が流れて居り熊予防に成ってる。
丘陵先端が広い三の丸、西奥に大きな櫓台の様な展望台、南側の高みに向かって続曲輪、堀切、二の丸、堀切、本丸と続く、南側は崖、三の丸より本丸に向かって切岸下に通路が通ってる、特に二の丸南側は岸壁を削った様な垂直な切岸で絶品である、現在各曲輪は橋で繋がってる。
本丸南側、東側下にも曲輪群が備わって居り、本丸南下に大堀切が有るとの情報でしたが登り降りが大変なので頂部の曲輪のみ、また三の丸周辺には土塁の跡が残って居り三の丸北側にも曲輪群が備わってる、丘陵全体を要塞化したような大城郭です、ここを探訪するまでこれ程の大きさとは想像もしませんでしたチョイ寄りは難しい。
案内説明板は駐車場、三の丸、各堀切下、本丸に在ります。
兎に角いい城です東北宮城にお越しの節は是非とも寄って見て下さい車で上がれて便利です。
歴史的には鎌倉時代遠藤氏によって築かれた、戦国期伊達氏の対大崎構えの城、北の鳴瀬川が境か?奥州仕置き大崎葛西一揆を経て伊達領に遠藤氏は御一門として登米に移封、伊達家臣が城主と成り、麓に館を造り城主は移り、三の丸に城番が務めたと。
+ 続きを読む