こせがわだて

小瀬川館

岩手県花巻市

別名 : 小瀬川城、瀬川城、瀬川館、新主館
旧国名 : 陸奥

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しんちゃん

稗貫氏最初の居館 (2025/01/04 訪問)

小瀬川館は鍋割川と台川の合流部に近い台地状に築かれていて、東に伸びる台地を堀切で断ち、主要な郭は北と南の二郭に分かれていたようです。現在は宅地と畑地になっていて案内板が立っていますが、遺構を確認することは出来ませんでした。
稗貫氏の最初の居館とされ、ここより本館(十八ヶ城)に移り、さらに鳥谷ヶ崎城(花巻城)に移ったとされています。稗貫氏は鎌倉時代に当地に移ったとされますが、出自も含めて詳細は不明とされています。中条氏から派生したとも言われ、南北朝時代に北朝方であった稗貫氏は暦応3年(1340)に南朝に転じた河村氏の一族に攻められ、翌年には南朝方の連合軍によって当主である稗貫出羽守が討ち取られるなど苦戦を強いられています。

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しんちゃん

果たして遺構は何処に❓️ (2025/01/04 訪問)

小瀬川館は瀬川と鍋割川の合流地点の南側の丘陵に築かれており、現在は県道で分断されているようです。
稗貫氏の最初の居城であるとされますが、瀬川氏の祖、大瀬川氏の居城であるとする説もあるようです。
土塁や堀の一部が残っているとされますが、だいぶ形状も変わっているようで判別がつきかねますね。

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城郭情報

分類・構造 平山城
築城主 稗貫為重
築城年 建久3年(1192)?
主な城主 稗貫氏、大瀬川氏?
遺構 土塁、横堀(空堀)
再建造物 碑、説明板
住所 岩手県花巻市小瀬川第3地割(地図は説明板の場所を示す)