勝本城は、壱岐島の北部の勝本町の高台に位置し、180°海が見渡せる大変眺めのいい城です。
博多埠頭からジェットフォイル(写真⑦)に乗り70分、壱岐島南部の郷ノ浦港に到着。そこから10分程歩き、バスが出ている本町から勝本行バスに乗り30分、城山で下車するとそこが勝本城です(写真①)。本町のバス待合所では島内1日フリー乗車券(1000円)を売っているので利用するととても便利でした(写真⑧⑨)。
豊臣秀吉は、朝鮮出兵のための兵站基地(食料備蓄と渡海する兵の休息場所)として、平戸城主の松浦鎮信に4ヵ月で築城せよと命じます。鎮信は、五島純玄・大村喜前・有馬晴信などのオール長崎衆の助けを借りて、短い期間でしたがそれを成し遂げました。城の北側の大手門周辺は、見事な穴太衆が築いた石垣で積み上げられています(写真②③)。とても4カ月で築城したとは思えない規模です。また本丸は東西40m南北80mあり、ここに館が三つほど建っていたようで(写真④)、兵站基地にしては、かなり本格的な城だったようです。
その本丸に立ち、海を眺めてみました。眼下には勝本港が見えました(写真⑤)。北西(写真⑥)の水平線上には対馬が見えるはずですが、天気がいいのになぜか見えなかったのがちょっと残念でした。
【余談】壱岐高校
島のいたる所にはこんな垂れ幕やポスターで、もう大盛り上りです(写真⑨⑩)。来週18日から始まる春の選抜高校野球大会に、ここ壱岐島から「壱岐高校」が出場します。郷ノ浦港では私と入れ替わりで、ちょうど出発の激励会が行われていました。離島からの甲子園出場は、春夏を通じて初めてだそうです。秋の長崎県大会に優勝しているので、21世紀枠ですが実力はそこそこありそうです。また野球部員21人全員が壱岐生まれの壱岐育ち、この「壱岐っ子」たちがどんな野球を見せてくれるのか、私は楽しみです。
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