2021.12.11
ポカポカ秋の陽気に誘われて、ご先祖様の墓参り。
水ヶ城山は、すっかり山燃ゆる晩秋の景色に変わりました。
戦国時代の城主臼杵長景公の墓碑が水ヶ城を見つめています。
秋の古戦場、水ヶ城陣跡が目に浮かんできます。
栄枯盛衰を今もなお映そうとしているかのような気がしました。
水ヶ城は標高280.8mの水ヶ城山から北へ伸びた尾根の標高212mの峰に築かれている。
永正2年(1505年)臼杵氏六代臼杵長景による築城(『豊後国史』)と言われている。
主郭は北西から南東へと長く伸びた曲輪で、南側に一段小高くなった土壇状の地形が残るが、上は削平されていない。
曲輪の中央東部にl字に窪んだ虎口状の地形が残されている。
水ヶ城城下の田篠台、江無田台住宅地の一角に大友系臼杵氏初代臼杵時直、六代臼杵長景、七代臼杵鑑速、そして耳川合戦で討死した臼杵統景の供養塔がある。
臼杵市江無田、鍛冶屋原の北讃岐園と言うところに長景公のお墓があります。
墓碑には
臼杵近江守長景
堅心院殿悟明宗圓大居士
大永7年12月3日
と記されています。
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