福島城を終えて国道339号線を北西に約2km程進むと唐川城の標識が見える、狭いですが舗装されてる山道を岩井牧場を廻り込むように進み2度目の分岐点に唐川城標識、指示なりに進み程なく唐川城跡展望台に到着、車で行けると事で展望台だけ初探訪。
駐車場:唐川城跡展望台駐車場、数台は可能、トイレ無。
参考資料:城郭放浪記さんグーグルマップに依る。
唐川城は展望台だけと思っておりましたので展望台からの眺望を楽しむ、ひょっとして登城口が判るかなと辺りを見渡しましたが指示板、人踏道は良く分からず。
展望台付近に唐川城跡標柱、黒い御影石で「安倍 安藤氏 奥州十三湊日之本将軍」の立派な石碑、安東史跡をめぐるみち案内板、唐川城説明板が有り、展望台内部には唐川城跡解説板が有り縄張実測図、発掘の成果などが纏められています、展望台の先には展望台からの眺望写真に要所記載されて展示されて眺望の参考に成ります。
展望台からの眺めは素晴らしく午前中曇り雨が降りそうな天気は晴れて、十三湖はバッチリ見えて、遠く日本海も蒼い色がよく見通せました、手前の岩井牧場の草原も、残念ながら岩木山はよく分かりませんでした。
後から岩井牧場の道で山菜取りですれ違ったご夫婦も見えて、車のナンバーを見たのか遠くから来たね!と声掛けされました。
永享年間~嘉吉年間に安藤氏は南部氏に攻められ福島城落城後、詰城の唐川城に移りここも落城し、蝦夷地に落ち延びたと伝わっているそうです。
中世十三湊の繁栄が惜しまれます、何となく奥州日之本将軍安倍氏安藤氏の十三湖、十三湊の淡い浪漫が脳裏に漂っていましたので。
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