山では紅葉も終わって落葉し、山城巡りに最適の季節が到来、戦国時代の国人領主秋月氏の本城である古処山城と屛山山頂にある屛山城を訪ねて古処山~屛山を縦走してきた。
古処山城は、戦国時代秋月に本拠を構え、天正年間には筑前の中・南部の一帯を支配した国人領主秋月氏の本城である。
五合目登山口に車を停めて出発する。渓流沿いの登山道は近年の水害の影響なのかところどころ荒れている。
水舟を過ぎて、古処山頂に直登するコースを分けてまずは古処山の山腹を巻き、屛山を目指す。
屏山山頂で屛山城の遺構を確認後、尾根伝いに縦走路を戻り、つげの原生林をかき分け古処山頂に着く。山頂直下のベンチで昼食をとり、その後、山頂から西側に延びる尾根周辺の曲輪や堀切を縄張り図を参考にしながら見て回る。
さらに山頂から南に延びる尾根上にある経ヶ峰を往復し、南側の郭群を見て回る。
初冬の落ち葉を踏み分けながらの充実した山城探訪となった。
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