近場でまだ訪れていなかった山城、高鳥居城跡(岳城山)に登る。
高鳥居城は元寇後の1293年河津筑後守貞重が築城といわれ、天正14(1586)年、秋月・島津方の星野兄弟が入城、秀吉の九州上陸を知り退却する島津軍のしんがりとして籠城した星野兄弟を立花統虎が攻め、落城したらしい。
登山口となる麓の皿山公園にある須惠町立歴史民俗資料館は緊急事態宣言再発動により閉館中で残念ながら見学できなかったが、ここから出発する。公園内のよく整備された道を登って行く。
地元の人たちの散歩コースなのか何組かのハイカーとすれ違う。
展望台となっている曲輪から尾根伝いに削平されたいくつかの曲輪を過ぎると高鳥居城址の石碑がある山頂の曲輪(岳城山山頂)に着く。
展望台に戻って、福岡市街の展望を楽しみ、カップ麺の昼食後、往路を戻る。
冬季と違ってこの季節は草が茂り、曲輪南面の畝状竪堀群はよく分からなかった。
探訪遺構:曲輪跡、堀切、土塁等
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