地元の山、飯盛山にある飯盛山城を訪ねる。
文和2年(1353)、九州探題の一色直氏が築城、南北朝の争乱において戦場となったが、戦国時代には高祖城主の原田了栄の出城であったといわれている。城跡がある飯盛山山頂(382m)には飯盛神社の上宮が祀られている。(福岡県の中近世城館跡Ⅱ―筑前地域編2―)
七五三のお参りで賑わう麓の飯盛神社から登る。中宮社からは、戦国時代には物見櫓として利用されたといわれる百貫石を経由するコースを登る。高曇りの空で子ども連れの登山者も多い。
山頂に着いて一休みして、縄張り図を見ながら山頂一帯の堀切、竪堀等の遺構を見る。
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