まぼろしじょう

幻城

愛媛県西条市

別名 : (上城・下城)
旧国名 : 伊予

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へんろ道から上城方面への分岐点
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赤い城

上城と下城がある (2024/03/10 訪問)

私もパクっちゃいます 
「城びと初投稿いただきます」
四国八十八ヶ所61番札所、香園寺の奥の院からさらに進んでいきます。
どんつきのところが駐車場となっていてここから60番札所、横峰寺へのへんろ道を登って行きます。
結構急な道ですがへんろ道なので整備はされています。

30分くらい登ると横峰寺方面と上城方面への分岐があり、さらに上城方面に10分くらい登ると削平地に出ます。
これは曲輪の跡で土塁がついています。
曲輪を通り木製の長い段を登ると主郭に。
土塁が囲んでいて説明板も立っていました。
結構登ってきたこともあり朝の空気が清々しい。
気持ちよかったです。
主郭には謎のくぼみがありました。
これ、なんでしょうね。

主郭背後の切岸を降りると三重の堀切がありました。
だいぶ埋まっているようでかなり浅くはなっていますが両側に竪堀となって落ちています。
登ってきた甲斐がある遺構でした。

少し休憩して下山、今度は下城へ向かいました。
駐車場まで降り、反対側に下る道があるのでそこを進みます。
少し行くと案内板があり、木製の段を登ります。
ここにも説明板が立ち、背後に土塁が残ります。
下城は二段になった曲輪のようです。

上城〜下城までは約2kmの尾根で繋がっていて比高差は250m、なかなか大きな城だったようです。

しかしこのネーミング、攻め込んだけどまぼろしだった、ってことは無いようですね。
細川氏に攻められ落城後は剣山城の支城として整備されたとのことです。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 岡通守
築城年 南北朝時代
主な改修者 黒川元春
主な城主 岡氏
廃城年 天正13年(1585)
遺構 曲輪、土塁、堀切
再建造物 説明板
住所 愛媛県西条市小松町新屋敷(地図は上城の場所を示す)
問い合わせ先 西条市教育委員会社会教育課歴史文化振興係
問い合わせ先電話番号 0897-52-1628