瀬戸内海に突き出る聖通寺山の山頂にあります。
北峰、中峰、南峰で構成され、北峰の平山は常盤公園として整備され、結婚式場が建っています。
駐車場の脇には平山城の石碑が立っていて中央には積石塚古墳が残っています。
瀬戸大橋や瀬戸内海を望む眺望は見どころです。
この駐車場がある場所には江戸時代後期、高松藩の砲台があったそうです。
中峰が本丸、本丸には鉄塔が建っています。
腰曲輪が付いていますがイノシシの罠が仕掛けられていて侵入は断念しました。
本丸下には石碑がありますが下草で隠れていました。
広い削平地の先には展望台があり、その先は尾根になっていました。
少し下った南峰にはゆるぎ岩があり、広い削平地になっています。
出曲輪だったとされています。
全体的に明確な遺構は見られませんが、瀬戸内海の交通の要衝で重要な役割を担った城であることはうかがい知ることができます。
尚、宇多津町にある78番札所の郷照寺は厄除けの寺として知られています。
【見どころ】
・北峰からの眺望
・本丸下の腰曲輪
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