この日の津軽の城めぐりの中で最大のターゲットとしたのは国史跡の種里城。幸い、雨は上がっていた。津軽氏発祥の城とのことで大浦氏初代・光信の居城である。大浦光信の銅像は中々の出来。そして弘前城では既に散ってしまっているソメイヨシノがここ種里城ではきれいに咲いていた。城内に建つ光信公の館で城と大浦氏について学習、それから外に繰り出していった。土塁や空堀が中々良好に残っている。本丸には御主殿跡が柱の形で表示されていた。城内にある大浦光信廟所は素木で囲ってあるだけの簡素なもの。質素を旨とする大浦光信の指示によるものだそうで、この場所には不思議なことに草が生えないのだという。
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