西条城は西条東城とも呼ばれ、かつての居館跡の丘の南に祠と
城址碑があります。遺構は有りません。
吉野町の「三木家系図」には貞和2年(1346)左近将監備前守春之が
秋月城の支城として築城したとあります。
天文年間、岡本美作守清宗の時代に長宗我部元親の攻撃を受け
落城。天正14年(1586)蜂須賀家政がこの城を阿波九城の一つとして
修復し、後の一国一城令により廃城になったと伝わります。
西条西城は阿波市吉野町字蛇池にあり、現状畑地でビニールハウスの
近くに城址碑が残っています。
かつては西条壱岐守の城で中富川の合戦で討ち死にし天正10年に
落城と伝わります。
西条東城 入り口付近
徳島県阿波市吉野町西条町口132
34°05'57.6"N 134°22'58.0"E
34.099322, 134.382787
狭い道を入っていきます。
西条西城跡石碑
徳島県阿波市吉野町西条蛇池139−7
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