しちろうじょう

七郎城

広島県広島市

別名 : 七郎古城、古川城
旧国名 : 安芸

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小城小次郎

絶望的に楽しい堀切底の横断ルート (2023/11/23 訪問)

毛利氏と古くから姻戚関係にあったことが知られる三田氏のお城で尾根を断ち切る長大な多重堀と石段・高石垣を伴う主郭周辺の技巧が見どころ。主郭部に向かうには堀切底を横断するしかないがこれがなかなか絶望的に楽しい(笑)。

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ぴーかる

鉄壁の三重横堀と高石垣 (2023/04/08 訪問)

【七郎城】
<駐車場他>駐車場はなし。登城口の横の墓地<34.521426, 132.623027>に1台駐車できそう。または橋の傍<34.520942, 132.622751>
<交通手段>車

<見所>横堀・堀切・石垣
<感想>第2弾安芸高田・北広島の山城攻めの旅1城目。七郎城は現地標記は古川城となっています。現地説明板には古川城は東にある萩原城(城びと未登録)の保砦であり本城の見張りの役割だったとされる。城主は代々三田氏が支配していたそうです。最後にこの城に居たのは天正年間(1573~1591年)に三田備前守元秀というもので子孫は帰農したようです。
 先達の投稿記録の登城口近くの橋は新しく架け替えられて迂回する必要はありません。北麓の登城口から南に登って行くかんじで北の虎口っぽい場所に着きます。城跡の東向こう側の岩場の方がやや微高地になっているので主郭の東側に南北に走る長大な3重横堀があります。横堀土塁には石塁が残る箇所もあります。横堀は南側・西側まで回り込んで竪堀となって落ちています。とにかく圧巻の見応えで、「なんじゃこりゃぁーすごい‼」と声が漏れました。これまでの山城最強の横堀です。主郭の北側の大堀切からロープ伝いに登り西側の曲輪群に出ます。西側は斜面に沿って広がる横長に段曲輪があり、主郭の北側に堀切を挟んで3段連段曲輪があります。主郭の北西側下段に石積み虎口跡、主郭北西側の曲輪壁に高石垣が残っています。この辺りも見応え充分です。主郭は縦長で南奥が1段高く櫓台だったようです。
 横堀だけで縄張りの半分くらいの面積を占めた特異な城跡で石積み・高石垣も残っていてかなりの見応え、先達がお一人しかいないのが不思議。超お勧めの城跡です。

<満足度>◆◆◆

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しーげ

迫力満点 (2020/02/01 訪問)

石積、空堀、堀切、すべて見ごたえ充分です。ただ、2018年の西日本豪雨で通常ルートの橋が無くなっているので注意が必要です。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 不明
築城年 不明
主な城主 三田氏
遺構 曲輪、堀切、横堀(空堀)、帯曲輪、石塁
再建造物 石碑、説明板
住所 広島県広島市安佐北区白木町三田
問い合わせ先 (財)広島市文化財団文化科学部文化財課
問い合わせ先電話番号 082-568-6511