【松尾城】
<駐車場他>駐車場はないようです。ゲート前<34.728305, 132.649547>またはゲート内側に入って適当に停めれそうです。城跡説明板は<34.726782, 132.650196>にあります。
<交通手段>車
<見所>堀切・土塁・主郭切岸
<感想>第2弾安芸高田・北広島の山城攻めの旅4城目。初投稿いただきます。現地説明板によると松尾城は安芸・石見の国人領主であった高橋氏の安芸国における拠点城郭で南北朝時代末期から室町時代初期に築城されたと推定されます。しかし、当時毛利方と敵対していた尼子方に高橋氏が属したため、1529年頃、大内方の毛利氏・和智氏の連合軍によって落城しました。その後高橋氏は滅亡し、この地は毛利氏の所領となったそうです。
初投稿なので詳細に。上記ポイントのゲートを開けて北に進むと道路が左右の二又に分かれています。左手に進んで少し行くと右手奥の方にコンクリートの貯水槽が見えますのでその貯水槽の横を左折して軽トラ1台が通れそうな道幅の砂利道を進みます。砂利道最後の50mほどが灌木で埋まり進みにくいですが突込んで抜けると山に入ります。山は道はありませんが灌木が少ないので登り易いです。登り切った尾根上が主郭の西側の東西に伸びる尾根曲輪群の真ん中辺りに出ます。主郭西側の尾根曲輪群はあまり段にはなっておらず並行して帯曲輪が伸びている箇所があります。所々に大石が転がっています。主郭は主郭のみが高い位置にあり、切岸が急峻で東西の尾根を大堀切で断ち切っています。主郭内部は広く、東側には土居があります。東側尾根曲輪は西側よりは伸びていないようです。主郭の南側は比較的広い数段の段曲輪の連郭になっています。主郭と東西の大堀切はダイナミックで見応えがありました。
<満足度>◆◆◇
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