遠くからでもあれが山城とわかる山容です。急斜面&頂部が平坦。
城郭放浪記さんは「東側から展望台をへて登るルートが城域を通るのでよい」旨書かれてました。todo94さんが、2016年に登城され、「結構整備されているし、眺望も抜群だけど、木の板の階段が何箇所か破損している。踏み外しでもしたら大変である」とレポートされた道でもあります。
駐車場の説明板に東側からのルートも展望台も載ってません。ここで不穏を感じるべきでした。かなり探して、東側からの登城口を発見。少し登ると東の出城に至り、頂上まで1kmの標識あり。更に行くと撤去され、山積みの木材となり果てた展望台。その先の急斜面にかけられていた木製階段も延々、全て撤去され、これがまた登りにくいこと。頂部の郭に至ると道はロープで進入禁止にされてました。
二上山城は急峻で高いためと因幡の東に寄りすぎているため、守護の山名氏は、鳥取市西の布勢天神山城に移ったと。二上山城は、南を除いてとても急峻です。特に東西は険しい。現在の南側からの登城道ではこの険しさは体験できません。また、南からの道は、一の平(主郭)の直ぐ下に至るので、面白味にも欠けます。一の平回りの帯郭をぐるっと回らせて、一の平の虎口に至らせる本来のルートを通りたいものです。因みに説明板には、南側は防御が弱く、逃げ道と考えていたのではないかと。そんな都合よくいくかな。
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