いちばじょう

市場城

鳥取県八頭郡

別名 : 私部(きさいち)城、紀佐市城
旧国名 : 因幡

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市場城北からの眺め公民館彩祭館辺りより
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カズサン

国人領主因幡毛利氏の城 (2023/10/02 訪問)

 鳥取市南の八頭町に未踏の城が有り、今回の帰省時に訪ねました、認識なかった市場城で別名私部城(キサイチジョウ)とも言われてる。

 駐車場:県道282号線沿い中私都郵便局の川を挟んで西の砂利舗装駐車場を利用(35°25'04"N 134°18'42"E)、他に市場公民館彩祭館の駐車場とグラウンドとトイレ有、集落市場城入口の元駐在所跡2台可。
 参考資料:古城盛衰記さん城郭放浪記さん余湖図コレクションさん城びと、因幡の山城(鳥取教育委員会文化財課)グーグルマップに依ります。

 利用した駐車場から県道282号線の1本南の集落の道を東に約100m超で入口が有り、市場城、かえる岩の案内指示板がある、南に集落の道を進み、農作業の女性の方に情報を聞くが「登るの?」と訝る様な返事、道は良く無い様な返事、城びとあさんの投稿、古城盛衰記さん城郭放浪記さん写真にかえる岩が有りそこまで登れればと考えていたのですが、昨夜の雨で濡れて居り、落ち葉が深く積もっており、先の道も濡れて滑りそうな状態でもあり、ここで登城を断念しました。皆さんの写真で良しとしました。

 歴史は入口の詳しい解説板にありますが、築城時期は不明で鎌倉期室町期には国人の因幡毛利氏(安芸毛利氏と同族)の拠点と考えられます。丘陵頂部から放射状に延びる尾根上には曲輪群が設けられています。(因幡の山城、鳥取市教育委員会文化財課編H28/3/30による)
 因幡守護山名氏とも戦い、秀吉鳥取城攻防戦戦では安芸毛利氏に加勢し、鳥取城落城と共に落城の様子。

 あまり整備されていない山城は私の体力、脚力では無理が有るようです。
 

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花崗岩巨石を活用。全山、曲輪だらけ (2019/09/20 訪問)

比高130mと低いこともあり、麓近くから全尾根にとてもたくさんの曲輪が作られている。山体は花崗岩。高い切岸が花崗岩露頭で形成されているところがあり、見入った。
主郭の一段下の郭に共同受信アンテナがあり、登山道は整備されている気配があるが、わかりにくなりつつある。ケーブルが麓まで埋設されていて、表示があるので、それをたよりに下山しようとしたら、城にするだけあって、最後の10m余りで崖状に。崖崩れ対策のコンクリート壁、フェンスも行く手を阻む。登城の道の取りつき部分も急斜面で、かつ、花崗岩が風化した真砂土で滑り、立木をつかんでよじ登った。

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城郭情報

分類・構造 連郭式山城
天守構造 なし
築城主 因幡毛利氏
築城年 室町時代前期?
主な改修者 不明
主な城主 毛利氏
廃城年 天正10年(1582)頃
遺構 曲輪、虎口、竪堀、堀切
再建造物 説明板
住所 鳥取県八頭郡八頭町市場
問い合わせ先 八頭町教育委員会事務局社会教育課
問い合わせ先電話番号 0858-84-1232