常山城は標高307mの常山の山頂一帯に築かれており
城址近くまで車で行くことが出来ます。
天正3年(1575)6月7日、城主上野肥前守隆徳の守る常山城を
毛利・小早川の大軍が攻め、城主と妻鶴姫は自害、34人の侍女衆も壮絶に
戦いを挑み討ち取られてしますいます。(常山合戦)
常山城は主郭から北とやや北寄りに東の二方向に郭が伸びています。
いわゆるレの字の形をしているのですが
駐車場は北の郭側、青木丸の北に位置していますので
すぐに城址を堪能することが出来ます。
北三の丸にはトイレがあって、二の丸には壮絶な最期を遂げた
女軍の碑と墓群があります。
本丸からの眺望は素晴らしく、遠く瀬戸内海を見渡すことができます。
東の郭群を確認した後、駐車場に戻る途中で侍女頭が身をなげたという
底無井戸を見たのですが、おどろおどろしいオーラが出ていて
呪われるといやなので写真は撮っていません。ぜひ訪問してご覧になってください。
この城郭は二方向に郭が伸びているのですが、両郭群の連携は難しそうだと感じました。
大軍相手だと持ちこたえるのは難しいでしょう。
城内の士気が高いだけにいささか残念な気持ちになります。
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