りゅうおうざんじょう

竜王山城

岡山県久米郡

別名 : 龍王山城
旧国名 : 美作

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主郭
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ぴーかる

城名:竜と龍をなんで変えてる? (2024/04/13 訪問)

【竜王山・城?】
<まえがき>城びとの竜王山城は竜王山の山頂にフラッグがあり、Googleマップの龍王山城は400m程南南西の場所にあります。フラッグの立て間違いなのか、こちらも城跡なのか分からなかったので、一応両方行きました。まず竜王山から。

<感想>車は西に通っている県道375号線の道路脇に停めれます。進入口は<34.917650, 133.905953>の三叉路から東手の山に入ります。遊歩道の板がありますが遊歩道には行かず、板の南の道路との並行地から入ります。山に入って緩斜面の東方向に登って(道はない)行くと右手に堀状地形と奥に削平地があります。削平地の上部にも竪堀状の堀があり、削平地から直角に曲がっているので人工的なものだとは思います。但し周囲が杉の植林地になっているので後世に手を加えたかもしれません。尾根上に出ると尾根上の長い削平地になっていて、東に進むと竜王山頂の三角点と木札があります。山頂の東奥は堀切も無く山状の地形でした。城跡ともいえるし、ただの山ともいえる何とも判別不能でした。

【龍王山城】
<駐車場他>駐車場はありませんが、<34.913024, 133.903862>から東方向の未舗装道を進んで籾山神社の南下に1台停めれます。
<交通手段>車

<感想>日帰り今シーズン山城攻め旅4城目。先達に、あさんが登城されています。城びとの城郭情報にも主な城主に岸氏秀と記載されているのでこちらがポイントかと思います。龍王山城の詳細は不明で岸備前守氏秀の供養塔が東麓に残されています。
 城跡は籾山神社の裏手で緩地の奥を進むと主郭に行けます。ほぼ単郭方形に城跡で北と西を堀で囲んでいます。南に腰曲輪があります。西の堀の西側に2連の竈門跡のような石積み跡が残されています。北と南は主郭から緩斜面になっていて防御遺構はありません。東からの進入口も籾山神社から堀切も無く、防御遺構はありません。お城感はなく、山頂居館跡のような印象を受けました。満足度は2か所1つで。添付写真は最初の5枚が龍王山城跡、後半5枚が竜王山のものです。

<満足度>◆◆◇

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隆起準平原の吉備高原 (2020/02/09 訪問)

竜王山城付近から見る景色は、似た所を見たことがない。添付の写真の6枚目の開拓の歴史の説明板を参照して欲しい。高い所にあり、旭川の谷がはるか下方に見える。一方、土地は比較的緩やかな起伏で、田んぼと溜め池が拡がる。

美作の山城を含め吉備高原の山城に登ると、見渡す山々の頂部の高さが揃っていることをいつも思う。吉備高原は、一旦平坦になった土地が隆起して再び侵食が始まった地形。竜王山城は、侵食されていない高台の開拓村の城。緩斜面のため城の周りは、山城に珍しい、横堀が囲む。守りは堅くなさそうだが、ここまで攻めて来るのはたいへんそう。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 不明
築城年 不明
主な城主 岸氏秀
遺構 曲輪、土塁、堀切
指定文化財 町史跡
住所 岡山県久米郡久米南町下籾
問い合わせ先 久米南町観光協会
問い合わせ先電話番号 0867-28-2829