うかんつねやまじょう

有漢常山城

岡山県高梁市

別名 : 常山城
旧国名 : 備中

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登城口
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赤い城

佐井田城 岡山県真庭市 (2025/06/08 訪問)

城びと未登録城です。
国道313号線沿いに案内板があり、そこから願成寺方面に。
お寺を過ぎたところから城へ入る道があり、すぐに駐車場があります。
城山稲荷の鳥居が登城口です。
杖も置いてありウエルカム感が高いです✨

登城路も整備されていて歩きやすかったです。
途中には番所跡の石垣がありました。
しばらく登ると虎口、その先が出丸の曲輪があります。
さらに進むと段になった曲輪があるのですがやはりこの時季、藪化していて形はわかりません。

主郭へ登る道から下に下りると井戸跡があります。
井戸を見たあと主郭へ。
主郭には城山稲荷が鎮座、傍らに標柱も立っていました。

主郭の先には二重の堀切があります。
この城の見どころなのですがやはり藪化。
歩きやすい山城でもやっぱり冬に来るのが正解だな、と改めて思いました。

城主の植木氏は尼子氏に従っていましたが宇喜多氏に攻められ軍門に下りました。
その後も尼子氏、宇喜多氏、毛利氏、三村氏による争奪戦が繰り返されました。
整備されている地元の方に感謝、歩きやすい城でした。

【見どころ】
 ・番所跡の石垣
 ・井戸跡
 ・主郭先の二重堀切

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赤い城

模擬天守の向こうに (2025/02/23 訪問)

美夢さん、私もきっかけは100名城スタンプラリーでした。
段々とリア、さらには土の城に惹かれ今に至りますが楽しみ方は人それぞれ。
楽しんで行きましょう。

有漢常山城ですが岡山道の有漢ICから近く、うかん常山公園を目覚します。
広い駐車場があり、模擬天守が迎えてくれます。
この日は朝早かったのでまだ静かでしたが、公園には石の風車や芝生の広場があり家族でも楽しめそうです。

模擬天守の前に説明板があり、奥に進む道がついています。
進むと綺麗な二重堀切が。
これは見ごたえありです。

堀切に沿って登り、三ノ檀、二ノ檀を経て主郭へ。
主郭には低いですが土塁も残っています。

主郭背後には何条もの竪堀が設けられ、守備力の高い造りになっています。
鎌倉時代の地頭、秋葉氏が築いたとされますが詳細は不明。
戦国時代には三村氏家臣の新山氏が居城としました。
山城ではありますが比較的歩きやすい城でした。

【見どころ】
 ・二重堀切
 ・主郭の切岸とその下から落ちる畝状竪堀
 ・三段になった主郭部

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模擬天守の裏 (2021/10/25 訪問)

模擬天守前の駐車場のレストハウスにカラーのハンディタイプの縄張り図が置いてあります。御城印も。
模擬天守閣内の展示は、石と化石の資料館だけあって、城があった時代よりも遥か古の1,600万年前を語ります。河口付近→浅い海→深い海と変化することで、備前、備中は一旦、平らになり、隆起後に浸食が始まったのですなあ。
さて、有漢常山城は、模擬天守閣の裏手と城びとの先達がレポートされております。すぐ裏手の高いところかと、林に立ち入ってみましたが、そうでなく、一旦下った先の尾根の先端にあるのでした。
道沿いに笹が刈られた処があり、ここが尾根を断ち切る二重堀でした。堀を伝って城内に進みます。縄張り図が手元にあるので、遺構がよくわかります。

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小城小次郎

見どころは模擬天守の裏にある (2021/05/03 訪問)

今回は時間の関係で模擬天守を駐車場から撮影するに留まったが、城のある「うかん常山公園」は車なら容易に行ける場所なのでいつかは再訪できるだろう。このお城の本当の見どころは模擬天守ではなくその裏の山にある。

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城郭情報

分類・構造 山城
天守構造 独立式望楼型[2重3階/1997年築/RC造模擬]
築城主 秋庭重信
築城年 鎌倉時代前期
主な城主 秋庭氏、新山氏(三村氏家臣)、肥田氏
遺構 曲輪、土塁、堀切、横堀(空堀)
指定文化財 市史跡(常山城跡)
再建造物 模擬天守(風と化石の館)、模擬冠木門、模擬塀、碑、説明板
住所 岡山県高梁市有漢町有漢字土居
問い合わせ先 高梁市教育委員会有漢分室
問い合わせ先電話番号 0866-57-2013