さいがざきだいば

雑賀崎台場

和歌山県和歌山市


旧国名 : 紀伊

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駐車場&アドベンチャー (2023/03/15 訪問)

Googleマップは、雑賀崎台場の高台の北側に導きます。駐車場があります。海へは二重の防潮堤。海側により高い防潮堤を追加したのでしょうか。南海トラフ地震に備えてます。
マップには、雑賀崎台場へ崖を登れと、点線が引かれてます。ふーん( ・-・)
トレッキング風のカップルに行き方を聞いたところ、先ほど、雑賀崎台場から崖を降りてきた、と。崖を登り降りするためのロープを教えてもらいました(最後の写真)。ロープの先のつづら折れの道も細い。降りる際は、もっとひやひや。
崖の上は、遺構も景色もGoodでした。

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じゅんじん

海防 (2022/01/07 訪問)

紀州藩の台場です。和歌山城も見えました。

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イオ

状態の良い遺構 (2020/12/12 訪問)

江戸末期、外国船の来航に備えるために紀州藩が築いた台場で、家老の三浦長門守が防備にあたりました。

トンガの鼻と呼ばれる岬の先端に築かれ、台場の周囲を土塁が囲み、土塁の下部は石垣造りになっています。西辺(海側)の土塁には2か所の開口部(砲眼)があり、砲床とみられる土壇もあります。また、埋め戻されていますが、発掘調査では砲座と考えられるV字状の石積みも発見されているようです(現地に説明板あり)。台場の南東下には、弾薬庫跡と思われる周囲が石垣造りの方形壇があり、その南下にも同様の造りの方形壇が見られます。

台場から東南東に少し行くと番所跡と思われる平場があり、海側を下部が石垣造りの長大な土塁で守っています。土塁の内側角部は地元産の緑色片岩による算木積みで、なかなか見応えがあります。番所脇から坂道を上った高台は、現在は「お城の見える丘」として整備されていますが、その名の通り和歌山城を見通せる位置にあり、史料にいう狼煙場だったと考えられます。

少しわかりにくい(訪れにくい)場所ですが、県道沿いに案内標識があり、県道から入ったところに3台ほど駐められる駐車場もありますし、30分程度で手軽に状態の良い遺構を楽しめますので、和歌山に来た際にはぜひどうぞ。
 

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todo94

期待以上の台場 (2019/10/13 訪問)

幕末に築造された台場です。さほど期待して赴いたわけではないのですが、土塁や石垣が残り、和歌山城を望む展望スポットもあってとても楽しめました。駐車場所には難渋してしまいます。

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城郭情報

分類・構造 台場
天守構造 なし
築城主 紀州藩
築城年 嘉永7年(1854)
主な城主 三浦長門守
遺構 石垣、土塁
指定文化財 県史跡(雑賀崎台場)
住所 和歌山県和歌山市雑賀崎字永尾西原
問い合わせ先 和歌山市教育委員会文化振興課
問い合わせ先電話番号 073-435-1194