虎御前山は標高220m、南北に南北に長く延びる山で尾根上に連続して砦が築かれています。姉川の戦いに勝利した織田信長公は、小谷山の目と鼻の先に位置する虎御前山に城砦を築く様命じ、浅井氏攻略に着手しています。
城砦は南側から順に丹羽長秀公、滝川一益公、堀秀政公、最高所に織田信長公、木下藤吉郎公、柴田勝家公の名が連ね信長公の並々ならぬ浅井氏攻略の決意が見られます。
虎御前山麓の虎御前山公園駐車場に駐車し攻略開始。まずは多賀貞能公陣はただの円墳で、砦跡らしき痕跡は見つからず、次に矢合神社を横目に通過し蜂屋頼隆公陣跡、ここにも陣跡らしき遺構は見当たらずただの円墳。次の丹羽長秀公陣跡には公園内に石碑があるだけ、気を取り直して次は、滝川一益公陣跡、ここにも円墳が3か所あるだけで、陣跡の痕跡は見当たらず。もう車に引き返そうかと思いましたが、とりあえず信長公の陣跡を見て帰ろうと思い直し、堀秀政公陣まで来たところ「んっ」「あれっ今までと違うぞ」横堀、堀切、帯郭等々城跡らしきものがあり礎石復元建物まである。信長公陣跡は、長枡形虎口、信長馬場、大曲輪、木下藤吉郎陣跡は土塁、かざし堀、大曲輪などが見られます。柴田勝家公陣跡は前方後円墳で城跡の痕跡は見つかりませんでした。
この城跡の見所は、堀秀正公陣跡から織田信長公陣跡・木下藤吉郎陣跡までが、城跡と呼ぶにふさわしい遺構があり見所といえると思います。
あっそうそう。木下藤吉郎陣跡で~>゜)~~~がにょろにょろと、1m程後方に飛び跳ねました~>゜)~~~ これからの季節、皆様方も気を付けて下さいませ。
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