道の駅竜王かがみの里バス停から徒歩5分強で、道の駅駐車場の南奥にある登山道入口先にある、獣除けフェンス前(35.084786、136.078609)に着きました。
伝承によると、星ヶ崎城は観音寺城の支城として、在地土豪の鏡氏によって築かれた城とされていますが定かではないようです。
北麓にある井上館(鏡城)の詰城として築城されたようです。
鏡氏は佐々木定綱の次男である定重を祖とし、定重の子の久綱が鏡氏を称したことにはじまります。
この久綱は1221年(承久3年)の「承久の乱」 に倒幕軍として出陣し、尾張で討死したため家系は絶えてしまいます。
その後、京極宗家の子左衛門尉貞氏が鏡姓を継ぎ、代々、佐々木氏の旗頭をつとめました。
1563年(永禄6年)六角氏の有力な家臣永原氏などが叛旗を翻した観音寺騒動の際に、六角承禎を当城に迎え対峙したとうです。その後、織田信長に敗れ廃城となりました。
現在城址には主郭部に城址碑が建てられており、周辺には石垣が良好に保存されています。
道の駅竜王かがみの里から西光寺跡を経由して、約20分ちょっとで主郭に到着。石垣、土橋らしきものを確認しました。
攻城時間は40分くらいでした。次の攻城先=桜生城を目指す為、道の駅竜王かがみの里バス停から近江鉄道湖国バスを利用して、辻町バス停に向かいました。
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