新神戸駅から徒歩5分くらいで、登り口付近(34.707138、135.195960)に着きました。ここから1.2Kmの遊歩道を歩きます。
築城年代は定かではないようですが、1333年(正慶2年)赤松円心が布引の城に籠もったことが『正慶乱離志』に記されており、滝山城の初見とされ、南北朝時代には摩耶山城などとともに争われたそうです。
1381年(永徳元年)に赤松光範が死去すると、文明年間には赤松氏の家臣であった井上成陰が城主になっていたようですが、詳細は不明で、一旦廃城になっていた可能性もあるそうです。
戦国時代には三好長慶の家臣松永久秀が滝山城主となっており、このときに現在の状態に改修されたようです。
1564年(永禄7年)長慶が没すると三好三人衆と争うこととなり、久秀が堺で戦っている間に三好方の淡路十人衆らの攻撃によって水ノ手を押さえられ、1566年(永禄9年)に落城しました。
その後は篠原長房の持ち城となっていましたが、織田信長の侵攻により有岡城主の荒木村重の持ち城となりました。
1578年(天正6年)荒木村重が信長に叛くと、信長は有岡城の支城である花隈城攻めの際に滝山城を攻め落とし、花隈城攻めの付城の一つとしたそうです。
最初、道を間違え北野異人館方面に歩きだしてしまいました。10分くらい歩いて間違いに気づき慌てて戻りました。なんでこんなミスをするのか情けない次第です。
遊歩道が整備されていますが、登りは結構きついです。(自分は登り40分、下り30分かかりました)主郭最高所に城址碑が建てられ西側に降ると2重堀切が残っています。
郭最高所に城址碑が建てられ西側に降ると2重堀切(写真を撮りましたがピンボケで投稿できません)が残っています。
攻城時間は80分くらいでした。次の攻城先=摩耶山城を目指す為、新神戸駅から神戸市営地下鉄で三ノ宮駅に向かい、みなと観光バス➡摩耶ケーブルを利用して虹の駅(ケーブル)に向かいました。
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