たきやまじょう

滝山城

兵庫県神戸市

別名 : 多芸山城、多喜山城、布引城
旧国名 : 摂津

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櫓台
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ぴーかる

滝山城 (2022/10/30 訪問)

【滝山城】
<駐車場他>神戸箕谷線<34.706206, 135.182741>の駐車スペースに駐車しました。
<交通手段>車

<見所>曲輪・土塁
<感想>城跡に至るルートは2つくらいはあるようで、上記の駐車スペース(城跡西側)からハイキングコースで城の搦手から入るルートと東側の布引から瀧山ハイキングコースを通るルートとあるようです。私の行った西からのルートは比較的なだらかですよ。
 滝山城の築城年は定かではないが築城者は赤松円心によるもので、1333年鎌倉幕府倒幕で挙兵した円心が摩耶山城を築いて京都近辺まで進撃しますが六波羅探題軍に押し返されて「生田布引の城にこもる」(瀧山城)と文献にあるそうです。戦国時代には松永久秀の持城となり現在の遺構に見られる大改修を行います。その後三好三人衆との権力抗争で淡路の安宅水軍に攻められて落城します。
 私の行った西側からのルートは堀切・二重堀切を超えたあと主郭櫓台の裏側搦手側から城跡に入ります。主郭から放射状に広がる段曲輪にはあちこちに石垣の転落石が転がっており少しだけ石垣跡も見られる箇所もあります。主要部の南にある大竪堀とその周辺は山城観のある見応え、現地説明板・縄張り図のある主要部の虎口には巨石がありここも見ごたえあります。主要部から南に連なる曲輪を見て終了しました。城跡内で夢中で石垣を探しをしました。円心が築城して松永久秀が改修している山城でこんだけ遺構が残っている城跡ってあまりないような気がします。なかなかいい城跡でした。

<満足度>◆◆◇ 
 本当にこれにて城びと登録のある赤松氏の山城コンプリート出来ました。自分好みの石垣・石垣跡の多く残る巨大山城が沢山ありました。またそれらを巡り山城遺構を見る目が出来て大変勉強になりました。また再訪したいです。

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おっちゃん

摂津滝山城跡案内図 (2017/09/08 訪問)

現地案内板より抜粋。

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新神戸駅 (2022/04/23 訪問)

 新幹線新神戸駅の裏手にある城で、以前から気になっていました。堀切、曲輪などを見ることができます。石積みと思われるところもありました。
ハイキングコースとなっていて迷うことはありません。新神戸駅北すぐの所にある石柱のある登城口から登りました。途中、曲輪と思われる削平地があります。帰りは布引の滝方面から下山しました。どちらも階段路ですが、布引の滝方面からの方が最後は急峻となります。

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やま

萌える山城⑦ (2022/02/27 訪問)

これほど遺構がはっきり残っている城跡が神戸にあったとは驚きました。登城ルートは2つあり、新神戸駅裏から直接城に向かうルート(東曲輪群経由ルート)と、布引の滝経由で猿のかずら橋を渡って行くルート。どちらも急坂です。 基本「登山」ですので、登山靴は必須です。お勧めのコースは後者で、猿のかずら橋を渡ると細い尾根伝いに城跡までの道があり、時々曲輪跡があります。中央曲輪群手前で新神戸駅裏ルートと合流します。中央曲輪の入口手前には竪堀が確認でき、また城門があったと思われる場所の両側に曲輪と、石垣跡が確認できます。そこから50Mほど進むと城跡の案内板があり、縄張り図がありましたが、それと同じ遺構が確認できるため迫力満点。但し城跡として見学用の整備はされていないので、ハイキングコースを外れての城跡の見学は骨が折れました。本丸跡には城跡碑が建てられていてインスタ映えする感じです。また本丸裏に進むと全国でも珍しいとされる二重堀切跡があり、西曲輪群へと続きます。帰りは新神戸ルート(東曲輪群経由ルート)を下りましたが、数多くの曲輪跡が確認でき、萌えます。堀切、土塁、曲輪群などは城跡としても全国屈指のレベルだと感じました。

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城郭情報

分類・構造 連郭式山城
築城主 赤松則村
築城年 南北朝時代?
主な改修者 松永久秀
主な城主 赤松氏、松永久秀、池田泰長
廃城年 天正8年(1580)
遺構 曲輪、石垣、土塁、堀切
再建造物 石碑
住所 兵庫県神戸市中央区神戸港地方、葺合町、加納町1
問い合わせ先 神戸市西区役所
問い合わせ先電話番号 078-929-0001