【滝山城】
<駐車場他>神戸箕谷線<34.706206, 135.182741>の駐車スペースに駐車しました。
<交通手段>車
<見所>曲輪・土塁
<感想>城跡に至るルートは2つくらいはあるようで、上記の駐車スペース(城跡西側)からハイキングコースで城の搦手から入るルートと東側の布引から瀧山ハイキングコースを通るルートとあるようです。私の行った西からのルートは比較的なだらかですよ。
滝山城の築城年は定かではないが築城者は赤松円心によるもので、1333年鎌倉幕府倒幕で挙兵した円心が摩耶山城を築いて京都近辺まで進撃しますが六波羅探題軍に押し返されて「生田布引の城にこもる」(瀧山城)と文献にあるそうです。戦国時代には松永久秀の持城となり現在の遺構に見られる大改修を行います。その後三好三人衆との権力抗争で淡路の安宅水軍に攻められて落城します。
私の行った西側からのルートは堀切・二重堀切を超えたあと主郭櫓台の裏側搦手側から城跡に入ります。主郭から放射状に広がる段曲輪にはあちこちに石垣の転落石が転がっており少しだけ石垣跡も見られる箇所もあります。主要部の南にある大竪堀とその周辺は山城観のある見応え、現地説明板・縄張り図のある主要部の虎口には巨石がありここも見ごたえあります。主要部から南に連なる曲輪を見て終了しました。城跡内で夢中で石垣を探しをしました。円心が築城して松永久秀が改修している山城でこんだけ遺構が残っている城跡ってあまりないような気がします。なかなかいい城跡でした。
<満足度>◆◆◇
本当にこれにて城びと登録のある赤松氏の山城コンプリート出来ました。自分好みの石垣・石垣跡の多く残る巨大山城が沢山ありました。またそれらを巡り山城遺構を見る目が出来て大変勉強になりました。また再訪したいです。
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