久美浜代官所の別名の通り天領支配の代官陣屋で明治に久美浜県庁が置かれた場所でもある。久美浜県は丹後国だが明治4年の馬国の豊岡県との越境合併を経て京都府との合併を再選択し、現在は京丹後市となっている。
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2025/05/17 15:13
豊岡との越境大合併を経て京都に還った久美浜 (2024/10/12 訪問)
久美浜代官所の別名の通り天領支配の代官陣屋で明治に久美浜県庁が置かれた場所でもある。久美浜県は丹後国だが明治4年の馬国の豊岡県との越境合併を経て京都府との合併を再選択し、現在は京丹後市となっている。
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2024/09/24 07:59
7万石の代官陣屋 (2024/09/08 訪問)
江戸中期に久美浜城(松倉城)の山麓居館跡に江戸幕府が築いた代官陣屋で、丹後国・但馬国の計7万石の天領を管轄し、明治まで存続しました。廃藩置県により久美浜陣屋には久美浜県庁が置かれましたが、ほどなく豊岡県と統合され移転しています。
久美浜公園駐車場から折りたたみ自転車で登城しました。陣屋跡は小学校になっていて、正門脇に説明板が立てられているくらいで陣屋の遺構は見られませんが、小学校東辺の陣屋川は水堀の名残と思われ、玄関へと続く陣屋橋が架けられています。小学校の裏山は久美浜城(松倉城)跡で、城山稲荷社が祀られ城山公園として整備されていますが、朝から蒸し暑い上に草木も伸び盛っているため登城口を確認しただけで引き返しました。
ところで、説明板に記述のある神谷太刀宮に社務所として移築された玄関棟や豊岡市立図書館本館前に移築された正門は、てっきり久美浜陣屋の遺構(移築建物)だと思っていたんですが、それぞれ県庁舎の建設時に新たに建てられたものらしく、厳密には県庁の遺構であって陣屋の遺構ではないようです。玄関棟は老朽化により立入禁止になっていましたが、正門は今も豊岡陣屋跡にその豪壮な姿を見ることができます。
…ということで、2か月以上ぶりの城めぐりです。9月になったとはいえまだまだ暑いのでちょこ城(ぴーかるさん拝借します)めぐりですが、目ぼしい遺構はなくても、陣屋川は堀の名残だろうな…とか、あの裏山がかつての詰めの城だな、などと考えつつ歩く(自転車を走らせる)のはやっぱり楽しいですね。
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2020/12/19 20:48
天領久美浜代官所 (2020/11/29 訪問)
豊岡城、京極陣屋を終えて北東約10km程の久美浜陣屋を目指す、今回の九州未踏の城廻り累計39城目、ナビは久美浜小学校校門(京都府京丹後市久美浜町3366)に合わせ走行、駐車場は有りません丁度日曜日で職員駐車場が浜側に空いてましたので利用させて頂きました、車は久美浜公園駐車場が宜しいかと約500m程離れてます。
遺構は小学校前に在る陣屋橋、堀、表に在る説明板、校庭裏に在る城山が松倉城(久美浜城)跡です、北側は久美浜湾で日本海に繋がってまおり風光明媚な景観です、町屋が残り城下町の風情が良く残ってます。
松倉城には細川氏の武将松井氏が居城、後に細川氏肥後に転封後、松井氏は八代城代として明治まで続く。
代官所は元禄10年(1697年)久美浜に設置、陣屋は大津・京都にあったが享保20年(1735年)陣屋をこの地に移し明治まで続く、天領所領は丹後、但馬7万石であった。現在陣屋門は豊岡図書館の前に薬医門として移設保存されている。
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2020/09/17 21:28
久美浜代官所 (2020/08/29 訪問)
【久美浜代官所】
<駐車場他>駐車場はなし。車は久美浜公園に駐車し徒歩がよいかと。
<交通手段>バイク
<感想>久美浜の地は京極家が改易になった後は天領→宮津藩領→天領とめまぐるしく変わり、享保年間、従来あった湊宮船見番所を陣屋と改め、享保20年に海上弥兵衛が代官の時に陣屋をこの地に移した。明治維新まで丹後・但馬7万石を管轄した。
維新後は久美浜県が設置され、丹後・但馬・丹波・播磨・美作の23万石を管轄した。1871年(明治4年)に第一次府県統合により豊岡県が設置された為に久美浜県は廃止された。現在は陣屋跡は久美浜小学校となっている。
久美浜県庁の表門が豊岡市立図書館に現存、正面玄関棟が陣屋跡ちかくの神谷太刀宮の社内に残っています。
出石城・有子山城の御城印購入を目的として山城以外を選定してツーリング旅、この日は日帰りで結局、城びと登録2城攻めに終わった。猛暑日の中で大阪までの往復は齢もあって翌日、体が相当ガタピシになった。374㎞無事走破。
<満足度>◆◇◇
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分類・構造 | 代官所 |
---|---|
天守構造 | なし |
築城主 | 徳川幕府 |
築城年 | 享保20年(1735) |
主な城主 | 海上弥兵衛(代官) |
遺構 | 移築門(豊岡市立図書館) |
再建造物 | 説明板 |
住所 | 京都府京丹後市久美浜町西本町 |