やたじょう

八田城

京都府綾部市

別名 : 小嶋城、小島城
旧国名 : 丹波

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北西側堀切上から
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ぴーかる

八田城 (2024/10/12 訪問)

【八田城】
<駐車場他>水道施設前のスペース<35.362792,135.323468>2台分あり。
<交通手段>車

<見所>堀切・切岸
<感想>日帰り丹波の黒枝豆購入と城攻めの旅1城目。投稿が2019年にトーダイさんお一人で、城びと5年ぶり2人目となりますので少し詳細に。城びと城郭情報によると築城年築城主ともに詳細不明で主な城主に上杉氏(上杉氏発祥の地とも)・籾井教業(波多野氏家臣籾井城主)となっています。
 上記水道施設の右側に階段がありますのでここが登城口になります。少し上がると左手に神社、真ん中に山斜面を行く道がありますので登ります。5分程度登ると貯水槽配水地の施設に到ります。施設の背後の尾根(荒れている)を木々を避けつつ登ると小さな尾根上削平地に登り着きここからが城跡だなと分かります。尾根曲輪の手前側に礫石が多く落ちています。尾根曲輪奥に深い堀切があり、その向こうに高い切岸がそびえています。切岸を登ると主郭跡に着きます。
 主郭は南北に50m程、南の幅が3m程、北の幅が20m程で南から見ると逆三角形状になっています。主郭に付随する堀切が丑寅・辰巳・未申・戌亥方向の4か所にあり、その先に尾根がそれぞれ伸びています。南方向にも土橋状の尾根があり、主郭からは合計5方向に尾根が伸びています。戌亥方向が登ってきた尾根で手前の尾根曲輪が付曲輪か副郭となっているようです。主郭の丑寅方向の堀切の横に人工に掘った竪堀が残り、主郭の東側に自然地形の谷を利用した大竪堀がみられます。主郭周囲の切岸は急斜面によく削られていて見応えと登り降りの攻略しがいがあります。しかし尾根筋が多く伸びている割には散策して、自分が城主なら、もっと深い堀切を2重3重設けるのに。と感じました。

<満足度>◆◆◇

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トーダイ

コンパクトな山城です (2019/08/24 訪問)

詳細は不明だが、上杉氏の城らしいです。

水道(給水)施設前のスペース(2台)<35.362792,135.323468>に路駐、
古城盛衰記の「給水タンクから東に直登すると、堀切があり主郭に至る」に従い、
水道施設後方から(地形アプリを見ながら)給水タンクを目指すと約5分で到着、
その後、人跡を追って東尾根を木々に掴まりながら約100m直登すると堀切、
その上に主郭跡を確認する。

1ヶ月振りの山城、地形アプリを確認しながら下山するのを忘れてしまい、
西ではなく、北西の尾根筋へ下りてしまう。別の堀切を発見できてラッキー
だったが、再び主郭跡まで登るハメに、ようやく下山しました。

城址碑、案内板、道標など全く無いので給水タンクの写真をアップします。
クモの巣、やぶ蚊は大したことありませんでしたが、低くても山城は冬ですね。

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城郭情報

分類・構造 平山城
築城主 不明
築城年 不明
主な城主 上杉氏、籾井教業
遺構 曲輪、土塁、堀切、竪堀
住所 京都府綾部市上杉町小嶋谷