【塩貝城】
<駐車場他>探した限りでは駐車場がないようです。<35.188292, 135.469906>に集会所がありますので断りを入れて停めさせてもらう。一応田んぼのある道路脇が比較的広い場所はあります。
<交通手段>車
<見所>土塁・竪堀
<感想>日帰り丹波の黒豆購入と城攻めの旅1城目。今シーズンの山城始めの1城目。塩貝城の築城時期は定かではありません。主郭にある説明板には戦国時代には塩貝晴道は丹波の波多野氏に従い天正7年に明智光秀に攻められ落城しました。晴道・晴政共に将監を名乗り、麓に塩貝晴政(将監)の墓碑があります。
登城口はちょっとややこしいので説明します。<35.190006, 135.471113>のポイントに塩貝将監の墓の入口がありますので奥に進んで獣よけの柵の内側に将監の墓があります。横にゲートがありますのですぐ中には入れます。墓参りをしてそのまま道なきを直登しても行けます(私は間違えてしまった)が、やめたほうがいいでしょう。一旦柵を出て柵の外側の柵沿いに民家を回り込むように行くと<35.189789, 135.471738>辺りの地点にもう一つゲートがありますのでそこから入ると山道があります。道を登り切った尾根上が鍛治屋敷と塩貝城の中間地点に出ます。
鍛治屋敷の方は単郭で土塁囲みになっています。現地縄張り図には曲輪の奥が鉤状の土塁になっているようなのですが、かなり薄くなっていてよく分かりません。鍛治屋敷跡から少し麓の眺望が見えます。城跡の方は北側の尾根から行くと主郭手前に大堀切があり両サイドに3条づつくらい大竪堀があります。見応えあります。堀切から主郭北側下段にあたる曲輪の切岸も高い。主郭は広く北と南にそれぞれ虎口があるようで南の虎口主郭東側に取り巻く腰曲輪に繋がります。南東隅にある東胡麻城へ通ずる切口(虎口かどうかわからない)にも大きな竪堀があります。なかなかいい城跡でした。
今シーズンの山城始め、少し早くてまだ雑草が青々としていましたが、やっぱり山城はいい、好き。
<満足度>◆◆◇
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