うづじょう

宇津城

京都府京都市

別名 : 宇都城
旧国名 : 丹波

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主郭石垣
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茨の道 (2022/05/05 訪問)

2020年11月攻城のまーやんさん投稿:「こりゃ攻められんわなぁー」と実感しながら血だらけの茨の道を泣く泣く帰るのであった。こんなとこ行かない方がよいですヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙、に、怖いもの見たさの「行きたい」チェック。
茨対策として、ゴム引き手袋とヤッケを持って、登城開始。まーやんさん投稿のままに、いきなり斜面崩落で道が消滅。倒れた杉の木を乗り越えて行くと、次に茨の斜面。送電線保守用にプラスチック部材の階段は設けてあるものの、グズグス崩れる急斜面。茨の枝を切った形跡があるが、夏場には伸びて、階段にまで覆い被さって来そうです。尾根にたどり着くまで、グズグス斜面と茨の難航です。
尾根を南に進むと、石垣を含む遺構がしっかり残る城域に至ります。帰りは、茨の道を避けて、尾根づたいに南に降りるかとも考えましたが、ものすごく急斜面なのでやめときました。
このあたりの地質は、水冷破砕岩(水中に流出した溶岩が破砕を受けて生じた岩石)で、これを浸食して、尾根両脇の小川が急斜面を作っています。杉の木を切って(倒れて?)日が当たるようになった斜面に茨が繁茂して、更に守りを固めています。

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まーやん

丹波の国人宇津氏の居城 (2020/11/15 訪問)

道の駅ウッディ京北で鯖そばを食した後、宇津城に向かった。
光秀が宇津氏を滅ぼし周山城築城にかかったと聞き、気になっていたがあまり情報がなく探すのに苦労した💦しかし本当の苦労は…。

京北下宇津町の公民館?に駐車し八幡宮を通過し林道へ。途中、関電の作業道を見つけ上がっていった。ピークが見えていたが侮るなかれ💦
登りはじめてすぐに道は消え、そこはまさに茨の道だった。
山は一歩ごとにずり落ちるような赤土で、掴む草は枯れすっぽ抜ける。掴めるものはイバラのみで血まみれになった💦
平坦部に上がってもイバラだらけで足を取られ、これは難攻ずり落ちの城。近寄れない⤵️
何とかピークに達し南側の本丸を雛壇状の北曲輪を2つ越えて目指す。
本丸は大堰川を眼下に付き出した半島のような場所で、さらに南側の切岸的な箇所に綺麗な石垣が結構残っていて感動した。恐らく落城後に光秀によるものだろう。
同行者とは、「こりゃ攻められんわなぁー」と実感しながら血だらけの茨の道を泣く泣く帰るのであった。
こんなとこ行かない方がよいですヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙
しかし宇津氏は元々美濃の長森城の土岐氏と言われており、土岐氏系の明智に滅ぼされるのは何の因果か寂しい話だ。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 宇都頼高
築城年 室町時代
主な城主 宇都氏
遺構 曲輪、石垣、堀切
住所 京都府京都市右京区京北下宇津町