2020年11月攻城のまーやんさん投稿:「こりゃ攻められんわなぁー」と実感しながら血だらけの茨の道を泣く泣く帰るのであった。こんなとこ行かない方がよいですヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙、に、怖いもの見たさの「行きたい」チェック。
茨対策として、ゴム引き手袋とヤッケを持って、登城開始。まーやんさん投稿のままに、いきなり斜面崩落で道が消滅。倒れた杉の木を乗り越えて行くと、次に茨の斜面。送電線保守用にプラスチック部材の階段は設けてあるものの、グズグス崩れる急斜面。茨の枝を切った形跡があるが、夏場には伸びて、階段にまで覆い被さって来そうです。尾根にたどり着くまで、グズグス斜面と茨の難航です。
尾根を南に進むと、石垣を含む遺構がしっかり残る城域に至ります。帰りは、茨の道を避けて、尾根づたいに南に降りるかとも考えましたが、ものすごく急斜面なのでやめときました。
このあたりの地質は、水冷破砕岩(水中に流出した溶岩が破砕を受けて生じた岩石)で、これを浸食して、尾根両脇の小川が急斜面を作っています。杉の木を切って(倒れて?)日が当たるようになった斜面に茨が繁茂して、更に守りを固めています。
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