曾根城は山上の詰の城と山麓の平時の居館で構成されますが、居館は曽根弾正屋敷と呼ばれ、曽根集落内に往時のものとされる石垣が見られます。
屋敷跡から南に少し行くと、佐々木氏(曽根氏)が悪疫退散のため建立したと伝わる曽根石幢があったので、一日も早いコロナウイルス退散を祈願しました。その他、集落の墓地には曽根弾正の五輪塔もあるようですが、見落としてしまいました。飛鳥神社の道向かいにある「歴史探訪のふるさと曽根」の案内板を見れば、曾根城と周辺の見どころがよくわかります。
飛鳥神社は曾根城や曽根氏とは直接的な関係はなさそうですが、丸石積みの石垣がなかなか見事でしたので、お時間のある方はどうぞ。旧曽根小学校校舎の曽根郷土資料館は、屋根にブルーシートが掛けられた状態で長期休館中で、一部資料は隣接する南輪内センター内の曽根郷土資料室に展示されているそうですが、休館日だったので未確認です。飛鳥神社にも参拝者用駐車場はあるようですが、この日は南輪内センターの駐車場に駐めさせてもらって曽根集落を散策しました。
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