相賀駅から徒歩25分くらいで、長泉寺と集会所の間の道(34.100455、136.225612)に着きました。
築城年代は定かではないようですが、13〜14世紀頃に新宮荘園の荘司である木本盛房が居として築いたと云われています。
盛房が木元に移ったあとは廃城となり、その跡地に三浦の豊浦左衛門が屋敷を構えたと云われています。現在城址には石積や土塁のほか、石垣の水門が残っています。とのこと。
小山浦集会所の横から登城します。登城口の集会所側に案内板があるのでお見逃しなく(だいぶ傷んでます)
現在城址には石積や土塁のほか、石垣の水門が残っていますが、水門を見つけるのに苦労しました。
電車の時間があったので、長泉寺のナギ(34.100581、136.225366)を見学しました。
境内の説明板によれば、地上1. 2mでの幹周/3. 03m、樹高/15m。
本堂前の境内のど真ん中にナギの木があります。
ナギはイヌマキと同じマキ科の常緑針葉樹。日本一のナギは、同じ紀伊半島にある熊野速玉大社のナギの木で樹齢850年以上とか。
ナギは雌雄異株ですが、このナギは雌株です。ナギは「凪ぎ」(なぎ)に通じることから航海安全を祈願して植栽されました。
また葉は葉脈が平行に走っているために、横方向に引っ張っても切れにくく、このことから夫婦の縁が切れにくいように、昔の人は鏡の裏や裁縫箱に入れてお守りとしたそうです。
攻城時間は35分くらいでした。次の攻城先=長島城へ向かう為、大泊駅から電車で紀伊長島駅に向かいました。
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