【五ヶ所城】
<駐車場他>愛洲の館駐車場
<交通手段>車
<見所>2重横堀・井戸跡
<感想>日帰り伊勢志摩の平山城巡り旅8城目。主郭の説明板と愛洲の館の説明板によると城主の愛洲氏は清和源氏武田氏の流れをくみ、南北朝時代 康永年間(1342~1345年)以前には五ヶ所浦に土着し西方の一之瀬にも城を持っていた。南北朝時代には南朝方として活躍しました。室町時代には伊勢国司北畠氏のもと勢力を伸ばし、宝徳年間(1449~1452年)より前に本拠地を一之瀬城から五ヶ所城に移したようです。この頃一族で剣祖である愛洲移香斎久忠が生まれています。愛洲氏は天正4年(1576年)に織田信雄軍に攻められ滅ぼされ城もこの時廃城となったようです。
まず愛洲の館にて御城印購入と入館しました。館内は愛洲移香斎の書状や五ヶ所城に関する物はジオラマ・出土品の青磁片・井戸の釣瓶桶底板等が展示されています。愛洲の館の裏から上がる急階段を登り主要部へ行きます。二郭と思われる曲輪は私有地のようで柵がしてあります。主郭手前に2重横堀が廻らされていて堀も深くなかなかの見応えがあります。主郭壁面に石垣跡があるようですが見落とし。次に南に下って居館跡、塔頭(愛洲氏墓地)、東に大きく回って井戸跡、八幡社(当時からあるという)と巡り愛洲の館に戻りました。
<満足度>◆◆◇
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